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「Teen Dream」/BEACH HOUSE
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「Teen Dream」/BEACH HOUSE
2010年作品。
先日JANISでCDを借りる際、枚数合わせであともう一枚という事になり、あとの一枚は全然知らないものを借りてみようと思い立った。
色々と棚を見て回っていたら、「FREE FOLK」と書かれたコーナーが。
「FREEなんとかって90年代にちょっと流行ったけど、今更、しかも今度はFOLKか~」と、訝しげながらも手にしてみた。
全体的にジャケが60年代サイケ調のものが多くてちょっと期待が高まる。「でも、FOLKとか言って今時っぽい安直なダンサブル感とか出てても嫌なんだけどなー。それでいて鬱っぽいやつも嫌なんだよ」と、ジジイの音楽に対する偏屈っぷりを自覚しつつも目に入った一枚がこのBEACH HOUSEの「Teen Dream」。
店員さんのポップに「聴くならこれから!」と書いてある。そんなわけでこれをレンタル。
家に帰って聴いてみました。
これは!
かなりの大当たりでは!
男女2人による編成。歌と鍵盤等による楽曲構成で、リズムも後ろで控えめに鳴る程度。
たしかに60年代サイケを彷彿させる。美しいメロディのレイヤリングによる浮遊感とそこに乗る深いリバーブに包まれた歌。
このVICTORIA嬢の歌がVELVET UNDERGROUD&NICOのNICOを彷彿させる、擦れたなんとも存在感のあるもので、強烈に惹かれる。聴けば聴くほどハマっていく。声のマジックがとにかく凄い。
バックのアレンジもほぼ完璧なほどにセンスが良い。特にスライドギターを使って歪んだ空気感を醸し出すあたりは個人的にツボだった。言うなら、ノイジーでないマイブラってところか。
思わぬ拾いものでかなり嬉しい。これは相当にオススメです。
このバンドの過去作も聴いてみたいし、こういった括りのシーンがあるのだとしたら他のアーティストも是非聴いてみたい。
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2011/10/31(月) 21:50 | trackback(0) |
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