「Channel Zero キャンドル・コーヴ」 全6話

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「Channel Zero キャンドル・コーヴ」 全6話 huluで鑑賞。

Netflixに押され気味のhuluもオリジナルドラマでかなり惹かれるやつが登場。

1980年代に放送されていた「キャンドル・コーヴ」という気味の悪い子供番組。当時この番組を見た子供が失踪するという事件が発生していた…。時を経て、久しぶりに故郷に戻ったマイクは、ある事件をきっかけに古い記憶が呼び起される。少年時代に経験した恐ろしい体験と向き合い、未だ捕まっていない犯人を探っていく。

おおー!これは中々ツボの予感!スティーヴン・キングの「イット」とかにも通じるものを感じるぞ。
・・と、思って観てたら予想していた感じとは違った。
先に観ていた「ストレンジャー・シングス」のようなホラーテイストと少年同士の可愛い友情みたいなのとは真反対のもの。
ゴリゴリのサイコホラーでした。
とにかく生理的に、いや~な感じが続くんですよ。子供が重要な要素は変わらずともかなり倫理的にスレスレのところがあって、子供が大人を惨殺する。ナイフでサクサクサクサクみんなで寄ってたかって刺したり。そういうホラー映画も昔はあったが。
そもそも、(↑)の画像のちょっと不気味なキャラ、これ実は子供から抜いた歯が全身に着いているというもの。ゾっとするでしょ。

「ストレンジャーシングス」がカラっとしたホラーなのに対して、こちらは湿度高めのもの。あまり情報がないのでわからないが、ヨーロッパの作品のような質感。
期待とは違ったものの、これはこれでかなりおもしろい。観てる最中どう考えてもハッピーエンドになるとは思えなかったが、その期待にも応えてくれる。非常に冷たく悲しいラスト、それでいてイマジネーションを喚起させるところは良いと思う。
これでシーズン2が作れるのだろうか?そんな終わり方。

掘り出しもの的に良かったが、惜しむらくは主人公の顔や人格があまりにも辛気臭すぎるところ。
なんか、感情移入出来ないんだよな。この主人公のせいでドラマ自体がマイナー感強めている。そこだけが残念。

これだけ色んなタイプの海外ドラマが出ている中、まだ誰もやっていない80年代の冷たくシリアスなホラー映画の質感を継承しているオリジナリティは良い。「チェンジリング」(イーストウッドのじゃなくてね)とか、ああいうの。
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「ストレンジャー・シングス」 シーズン2 全9話

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「ストレンジャー・シングス」 シーズン2 全9話 Netflixで鑑賞。


80年代を舞台にし、少年達のファニーなやりとりとホラー感を加味したスピルバーグマナーが最高にツボだった前作から、待望のシーズン2
正に、シーズン1のエンディングから続く。鏡の前で異世界の生物の幼虫を吐き出したウィルはそのあとどうなったのか?

今回は裏の世界へ行ったりきたりが多い。物語の核となるシリアスな部分は変わらずここで、街や仲間を救うため皆で力を合わせ奮闘する。
今回特に良かったのは、ナンシーのボーイフレンドのスティーヴ。
シーズン1までは、マイクやウィルの兄貴のジョナサンをいじめる嫌なやつだったが、今回はマイク達と力を合わせて一緒に戦う。これ、大好きな展開です。不良(しかも上級生)がナードと手を組む瞬間。やはり製作者はわかってらっしゃる。
これは、かつての名作学園ドラマ「フリークス学園」で、不良の上級生がナード達のやっているダンジョンズ・アンド・ドラゴンズに交ざって遊ぶシーンのようなカタルシスがある。

そして、エンディングのダンスパーティーのシーン。これがまた最高!どんだけこのてのツボを理解しているのか!
今じゃ定番とはいえ、俺は20年位前から言っている「シンディー・ローパーのTime After Timeが流れる映画にハズレなし」。これが最後に爆発。泣きそうになる。
これまた「フリークス学園」の第一話のダンスパーティーシーンを思いだした。あれはSTYXの「Come Sail Away」だったが。あー、なんか「フリークス学園」観たくなってきたなw

微笑ましいだけではなくて、ちゃんと怖いシーンは怖い。もちろんこれもスピルバーグマナー。
今回初めて登場するジョイス(ウィノナ・ライダー)の彼氏ボブ。小太りのいい人キャラで、わりと序盤から死にフラグが出ていたわけだが、これがまた凄惨すぎる死に方をする。
残酷さと可愛さの表裏一体、これは自分が考える良いジュブナイル映画の鉄則だと思ってる。去年公開された「イット-それが見えたら終わり-」もしっかり踏襲していて最高だった。

シーズン1を観たときのような驚きはさすがにないけど、続編としては申し分ない出来。さすが。
この調子でずっと続けてほしい。

ナルコス シーズン1~2 全20話

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「ナルコス」 シーズン1~2 全20話 Netflixで鑑賞。

(いくつかのネタバレ含みます)

かつてのコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの伝記的な物語。
舞台は70年代から始まる。
特にパブロ・エスコバルについて名前位しか知らなかったが、のちのメキシコの麻薬戦争は関連映画や本などで触れていたので、そのエグさ、残虐さはある程度理解していた。そして、それらは自分的には大好物の題材でもあった。
今回、ダースに「これ絶対観た方がいい!」と猛プッシュしてもらったので観てみたが、これは相当ヤバい内容ですよ!
今まで観た海外ドラマの中でも破格のヴァイオレンス性、そして全編に漂う濃厚なノワール感。これはあまりにも好きすぎる!

このドラマの成功している点はまず、パブロ・エスコバル役の俳優が堂に入りすぎていて、もはや本人も超えてしまっているところ。
無表情に見えて、ほんのちょっとした感情の機微を画として見せられるところに毎回ゾクゾクさせられます。
そんなパブロにも人間的な一面がある。自分の家族への愛は惜しみない。息子と遊んでいるテレビゲームがメガドラの「ベア・ナックル」だったのもよかったw まあ、自分の家族のために相当外道な虐殺もしてしまうわけだが。
特に良かったのは、シーズン2の最終話。死んだ従兄弟のグスタボが幻覚として現れ会話するシーン。これはパブロの人間性の最も弱い部分が出てきて泣けた。もうそのあとの展開が悲劇しかないのがわかるだけに。

主役のDEA捜査官のマーフィーと相方のペーニャもハードボイルドな感じで最高。
マーフィーの気だるい口調のナレーションも雰囲気がある。
毎回ドラマのイントロテーマが流れるところで実際の写真や映像が出るんだけど、それを観てもマーフィーとかは比較的イメージの近い人にしているんだよね。

さらに凄いのは、実在の事件と同じ服装でドラマが展開する事。
エスコバルを射殺するシーンも実在の写真が出てきて、まったく同じ服をみんな着ていた。この徹底したこだわり!

この麻薬戦争っていうのは、政府とパブロのカルテル、さらに途中でペペ・ロペスというもうひとつのカルテルの三つ巴による血みどろの戦いになっていくわけだけど、政府側もヤバい人材とか入れるんですわ。
アメリカから来たカリージョ大佐ってのが凄いマッドで、マフィアの下っ端を拉致したら、少年だろうと撃ち殺す。拷問するときは、上空に上がったヘリの中。口を割らないやつを次々落としていく。これを政府側がやってるんですよ?
狂気には狂気で対抗。やばいですね。

とにかく、全編に渡って不安を煽る演出を貫いている。ノワールものとしては、映画を含めても中々ここまでのものはないように思います。
大きく物語が変化するであろう、シーズン3をこれから観るのが楽しみだ。

「スーパーガール シーズン1」全20話

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「スーパーガール シーズン1」全20話

ノリにノっているDCドラマユニバースでまたもや最高の作品が!
スーパーマン/カル・エルの従兄弟、カーラ扮するスーパーガール。
能力はスーパーマンと同等。普段はメガネをかけて正体を隠し、巨大メディアカンパニーCATCOの社長秘書として勤務。
さらに、地球外生命体対抗組織に務める義理の姉とともにエイリアンやメタヒューマンと日夜戦う。
メタヒューマンというワードが出ているように、「フラッシュ」とのクロスオーバーも途中で出てくる。ただし、違うヴァースをフラッシュが突き抜けてきたという設定で。
「フラッシュ」と同じように、基本的には明るい世界観の中でユーモアを交えてのドラマなので、自分的にはとても好きな感じ。
しかも、主役のカーラが可愛い!ちょっと美人になりきれないような微妙な可愛さで、しかも、メガネをかけるとやはりクラークケントっぽさも出る、この絶妙なバランスの女優さんを見つけた事が凄い。

意外なキャストだと、「アリー MY LOVE」の主役だった、キャリスタ・フロックハート。
カーラの務める会社の女社長役として登場。これがまた凄まじくクセの強いキャラで、一見最悪に嫌な上司と見せかけて実は思いやりの強い女性という性格。昔から可愛い人だったので、今でもその美貌が保たれれいるのが嬉しい。ちょっと老けたところもまた魅力。
そのうち、ブルゾンちえみあたりに動きやしゃべりを真似されるんじゃないのかw

DCドラマという事で、ヴィランなど様々な荒唐無稽なキャラが出てくる。
その中でも出色、というか自分的にテンションぶち上がったのが、火星人最後の生き残りマーシャン・マンハンターことジョン・ジョーンズが味方としてレギュラーで出てくるんですよ!
ついに!ジョンが実写化された!非常にアツいキャラとして出てきてくれて感無量です。変身能力を活かして異星人達と戦う。しかも、見た目の怖さから、人々から偏見の目で見られるところなんかも設定どおり。「DCスーパーヒーローズ」で読んだとおり。

毎回非常に楽しく観ていたので、基本的には満足なんだけど、シーズンクライマックスあたりと最終話はちょっといただけなかった。
なんだか色々と雑で。あと、シーズン最後に強烈な引きとかいらないから。このへんは「フラッシュ」に軍配が上がるかな。他が非の打ち所がない位おもしろいのでもったいなかった。

次は、「レジェンド・オブ・トゥモロー」いこうかなー。
実は、huluはDCファン向きのコンテンツが多い。Netflixはマーベル向きって感じか。

「アロー/ARROW」シーズン3 全23話

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「アロー/ARROW」シーズン3 全23話

おもしろい!おもしろすぎる!
相変わらずツッコミどころ満載ながらも、そこは生暖かく観るのが正しい。

シーズン1で普通の人だったようなキャラが、気がつけばほぼ全員アローチームとなっている。
少年ジャンプ・マナーをアメリカのエンターテインメントが豪華にやったと言っても良い本作。このシーズン3はその様相がかなり強い。最終的にみんな戦うっていうね。みんな戦闘能力を身につける。

スパイスとして一役買っているところがおもしろい、マルコム・マーリンとの不思議な関係性。
敵なのか?味方なのか?極悪人でありながらもときに協力しあう、しかし予断ならない緊張感のある間柄が続く。
最終話のマーリンの収まり方を見ると、やはり全てマーリンの手のひらにあったのかと思えるところもまた良し。

最近、アメコミ弱者に戻りつつある事を実感したのが、スーサイドスクワッドのカタナの設定。
名前がタツ・ヤナシロである事をチェックし忘れていて、最終話近くまで気が付かなかった。
シーズン2のときのデスストロークと同じ轍を踏んでしまった。
でも、カタナは今後も出てほしいな。息子を失った悲しい過去を持っているわりには見た目がふざけすぎているギャップとか凄くいい味だしていると思うんだよね。

シーズン2の時点で自分の中では特別な存在になった「アロー/ARROW」。
シーズン3はそれをさらに上回る最高の作品になっていた。
次はまたフラッシュに戻ってシーズン2いくかなー。スーパーガールも早く観たいんだが、う~ん。

最後に・・、
ナンダ・パルパットって名前いいよね。これずっと気になってた。
思わず言いたくなる名前、ナンダ・パルパット。
Live Schedule
2/27(火)東高円寺 二万電圧
Profile

DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

現在、某音大の理論中等科在学
同学校のビートメイキング課で講師補佐(ラップ担当)

SONY MUSIC ARTISTS内レーベルTABOO所属

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
↓のメールフォームよりメッセージをください。

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