2016年 観た映画達

今年は劇場で観た映画は27本。(タイトル横には観た日付)

スターウォーズ フォースの覚醒 1/4
モンスターズ 新種襲来 1/15
オデッセイ 2/5
さらば あぶない刑事 2/8
Hateful 8 3/4
ちはやふる 上の句 4/7
バットマン vs スーパーマン 4/8
シビルウォー 5/2
レヴェナント 5/12
アイアムアヒーロー 5/19
海よりもまだ深く 6/1
デッドプール 6/10
クリーピー 偽りの隣人 6/24
機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY 7/1
日本で一番悪いやつら 7/22
葛城事件 8/17
シング・ストリート 未来へのうた 8/18
ゴースト・バスターズ 8/26
X-MEN アポカリプス 9/1
シン・ゴジラ 9/30
何者 10/21
君の名は。10/28
31 11/4
ジャック・リーチャー Never Go Back 11/18
この世界の片隅に 12/9
スターウォーズ ローグワン 12/22
ドント・ブリーズ 12/26

今年は巷で言われているように、邦画のクオリティが凄かった!
これ以外にも観られなかったもので評判の良かったものもたくさんある。
自分的にとても気に入った上位10作(順不同)と1位だけを挙げると

クリーピー 偽りの隣人
葛城事件
ゴースト・バスターズ
スターウォーズ ローグワン
スターウォーズ フォースの覚醒
何者
日本で一番悪いやつら
シング・ストリート 未来へのうた
シン・ゴジラ
X-MEN アポカリプス

その中でも一位は、

シング・ストリート 未来へのうた

これは本当に自分にとって特別な感覚を持ってしまう映画。
兄は両親の事を気にし、責任感を持って育ち、次男は奔放に育つというのもまったく自分に当てはまる。(自分は次男です)
そして、音楽を主軸にした題材の映画でありながら、この映画そのものがポップミュージックの在り方そのものであるというロマンティシズム。これに尽きると思う。
サントラも最高で今だに良く聴いています。ブルーレイも予約した。
今後何度も観返したい作品。


家でビデオで鑑賞した映画は以下のとおり。

スターウォーズ 1 ファントムメナス 1/2
ふがいない僕は空を見た 1/3
イントゥザストーム 1/7
サルバドル 1/16
007 ムーンレイカー 1/19
007 美しき獲物たち 1/21
マッドマックス 1/23
風立ちぬ 1/23
マッドマックス2 1/26
ミッション・トゥ・マーズ 1/28
ミッションインポッシブル・ローグネーション 2/1
アメリカン・ハッスル 2/4
007 ゴールデン・アイ 2/12
アウトロー 2/18
ワールド・ウォーZ 2/21
ポゼッション 2/24
ブラックブック 2/28
鳥 3/8
バトルランナー 3/24
皆殺しのバラッド 3/31
ソロモンの偽証 前編 後編 4/3
トータルリコール 4/16
ヘルレイザー3 4/17
日々ロック 4/23
パシフィック・リム 4/24
シュガーラッシュ 4/26
96時間 リベンジ 5/1
オーバーザトップ 5/10
ドリヴン 5/14
アナザー 5/21
アメイジング・スパイダーマン2 5/27
96時間ファイナル 6/4
私の男 6/4
メイズランナー 6/5
寄生獣 前編 6/8
アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン 6/9
ビリギャル 6/10
龍三と七人の子分たち 6/14
フューリー 6/15
ホドロフスキーのDUNE 6/15
フォーカス 6/16
タミネーター 新起動ジェニシス 6/18
予告犯 6/19
英国王のスピーチ 6/22
はじまりの歌 6/23
トゥモローランド 6/27
海にかかる霧 6/29
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 7/2
LUCY 7/3
インサイド・ヘッド 7/6
キングスマン 7/9
ウォーゲーム 7/9
Wood Job!ウッジョブ 7/10
ラッシュ プライドと友情 7/15
進撃の巨人 ATTACK ON TITANS 7/16
薄氷の殺人 7/21
進撃の巨人 エンドオブザワールド 7/23
野火(2015) 7/25
鉄男 7/25
ミッションインポッシブル3 7/30
ガメラ2 レギオン襲来 8/2
ONCE ダブリンの街角 8/3
そこのみにて光輝く 8/5
海街diary 8/8
ベイマックス 8/11
ジョン・ウィック 8/13
群盗 8/14
福福荘の福ちゃん 8/16
ゴースト・バスターズ 8/22
ゴースト・バスターズ2 8/23
寄生獣 完結編 8/24
クリフハンガー 8/27
イコライザー 8/30
悪魔のいけにえ 9/5
ダーク・シティ 9/7
ワイルド・スピード3 TOKYO DRIFT 9/9
ワイルド・スピードMAX 9/10
ヴィジット 9/13
ワイルド・スピード MEGA MAX 9/15
ワイルド・スピード EURO MISSION 9/17
ワイルド・スピード SKY MISSION 9/19
オール・ユー・ニード・イズ・キル 9/20
複製された男 9/21
ノウイング 9/27
ボーン・アイデンティティ 10/1
ボーン・スプレマシー 10/9
神の一手 10/11
ボーン・アルティメイタム 10/11
ストレイト・アウタ・コンプトン 10/18
震える舌 10/25
アントマン 10/26
サンドラの週末 10/29
青い塩 11/10
怪盗グルーの月泥棒 11/11
怪盗グルーのミニオン危機一髪 11/15
八つ墓村 11/17
チャイルド・プレイ 11/22
ミニオンズ 11/24
チョコレート・ファイター 11/26
セッション 11/30
サボタージュ 12/1
プッシャー 12/3
ゼロの未来 12/7
残穢 12/18

12月がまだ終わっていないのであといくつか追加の可能性もあるけど、大体こんなところ。
いつものように繰り返して観ているものも含まれます。
数が多いので、中でも初見のもので特に良かったものは赤字にしました。これらは劇場で観られなかったのを後悔したほど良かった。
その中でも特に出色だったのは、「残穢」かな。Jホラーの復興を感じた一本。横溝正史的な家系を辿ってどんどん昔になっていくところとかも凄くツボ。
あとは、ミニオンシリーズの一作目、「怪盗グルーの月泥棒」。
ピクサー作品など、自分が観た全ての海外3Dアニメでこれが一番好きでした。もっと観ている人多くてもいいと思うんだけどな。
韓国の超本気のエンターテイメント作、「群盗」も相当ヤバかった。タランティーノとか好きなボンクラ勢(自分のような)には全力でオススメ。これも劇場で観たら相当盛り上がっただろうなー。

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2015年に観た映画

今年は盆シネで月イチ、他はひとりで大体月イチ位のペースで観てたか。
俺にしちゃ結構劇場に行った方。来年はもっと観たいね。

ビデオは手軽なので、もうちょっと観てる。
初見のものと何回か観ているものと混在して、大体半々位なのかな。

劇場
ホビット 決戦のゆくえ
ゴーン・ガール
シンシティ 復讐の女神
ミュータント・タートルズ
アメリカン・スナイパー
プリデスティネーション
ジュピター
皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇
バードマン
チャッピー
セッション
海街diary
マッドマックス 怒りのデスロード
アベンジャーズ・エイジオブウルトロン
バケモノの子
ジュラシックワールド
キューバップ
キングスマン
ピクセル
アントマン
サウダーヂ
劇場霊
グリーン・インフェルノ
007 スペクター



ビデオ
ロボコップ
キックアス ジャスティスフォーエバー
シン・シティ
アイアン・フィスト
ハロウィン(リメイク)
ザ・レイド
ゼロダークサーティー
300
猿の惑星ジェネシス
レッドブロンクス
ハングオーバー1
ハングオーバー2
おおかみこどもの雨と雪
スペースヴァンパイア
かぐや姫の物語
苦役列車
ファンシィ・ダンス
高地戦
シャイニング
インクレディブル・ハルク
メンインブラック3
ザ・レイド GOKUDOアンレイティッドヴァージョン
そして父になる
スタートレック1
レゴムービー
RUBBER
ジャンゴ 繋がれざる者
母なる証明
デイブレイカー
マーダーライドショウ2
トータルリコール(リメイク)
スタートレックⅡ カーンの逆襲
ジャージーボーイズ
ゼイリブ ブレインウォッシュエディション
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
スタートレックⅢ ミスタースポックを探せ
刑法第三十九条
地獄でなぜ悪い
アンデッド
ドラゴンタトゥーの女
ゴーンガール
トガニ 幼き瞳の告発
アイアンマン3
スタートレックⅣ 故郷への長い道のり
スコットピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団
永遠の0
この子の七つのお祝いに
テキサスチェンソー・ビギニング
ザ・マスター
ロボコップ2
スタートレックⅤ 新たなる未知へ
ロック・オブ・エイジズ
ナインハーフ
STAND BY ME ドラえもん
白ゆき姫殺人事件
真夏の方程式
スタートレックⅥ 未知の世界
探偵はBARにいる2
13日の金曜日(2009)
ザ・フライ
ザ・フライ2 二世誕生
スタートレックⅦ ジェネレーションズ
クローバーフィールド/HAKAISHA
キャプテン・フィリップス
13日の金曜日 新しい恐怖
横道世之介
ドラゴンロード
もらとりあむタマ子
ユージュアル・サスペクツ
紅いコーリャン
マッドマックス 怒りのデスロード
13日の金曜日 ジェイソンNYへ行く
クラウド・アトラス
アフターショック
バグダッド・カフェ
ハングオーバー!!!最後の反省会
96時間
フォックスキャッチャー
6才のボクが、大人になるまで。
マンデラ 自由への長い道のり
紙の月
スノーピアサー
プロメテウス
プロジェクトA2
機動戦士ガンダム ORIGIN 青い瞳のキャスバル
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
ダイバージェント
ウォーターワールド
青天の霹靂
007 カジノロワイヤル
007 慰めの報酬
007 スカイフォール
500日のサマー
渇き
スターウォーズⅣ 新たなる希望
幕が上がる
スターウォーズⅤ 帝国の逆襲
スターウォーズⅥ ジェダイの帰還


劇場で観たものは傑作が多かった!
が、自分的な一位は「海街Diary」。こんなにも終わってほしくないと思った映画は久しぶり。邦画ならではの良さを満喫した。さすが是枝監督。
「皆殺しのバラッド」や「キューバップ」もガツンときたドキュメントで良かった。

ビデオは色々観てるので、より語り切れないが、「フォックスキャッチャー」を今年劇場で観られなかったのは残念に思った。それほどのド級作。あと、韓国映画のシリアスなやつも出来れば劇場で観たいと思ったなー

「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」

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劇場で、映画「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」を鑑賞。

ダースレイダーと9SARIスタッフの三浦君と自分の3人で去年から活動中の盆暗シネマ倶楽部(通称:盆シネ)。
毎月、ボンクラ映画をセレクトして鑑賞。帰りに飲みながらダベるという素晴らしく、かつ会話内容が酷くて最高という、俺にとっては月に一度のお楽しみの日でもある。

今月は急遽こちらを観に。
メキシコ麻薬戦争の現状をとらえたドキュメンタリー。
メキシコでもテキサスとの国境沿いの街フアレス。ここでの麻薬戦争を巡るギャングの抗争。警察との対立。これによる死者は年々増え、現在は年間で3000件を越す殺人事件が起こるという異常すぎる街。こんな場所が実在していたのですねぇ。間違いなく世界一危険な地域と言って良いでしょう。警察も腐敗し、99%の事件は放置される。それもそのはず、警察内部もギャングと癒着し、刑務所も癒着しと、もはや秩序というものはとっくに破壊されている。
それでも、フアレスでは他の街と同じように善良な人達が生活もしていて子供も遊んでいる。娯楽こそあまりないかもしれないが、ここまで聞くとヒップホップが根付くに違いない環境のように思える。
が、ここで人気があるのはヒップホップではなくナルコ・コリードという音楽。これは、曲調こそ陽気なメキシコのトラディションル音楽なんだが、歌詞がヤバい。

手にはAK-47
肩にはバズーカ
邪魔する奴は頭を吹っ飛ばす
俺たちは血に飢えているんだ
殺しには目がないぜ


こんな殺伐とした歌詞が超陽気で軽快な音楽に乗る。
「それってありなのか?」と我が目を疑いたくなったが、これがまたメキシコならずとも全米でも大人気。コンサートではお客さんが満杯、CDは10万枚売れている。手にバズーカ持って歌うライヴパフォーマンスを観て、客はこんな歌詞をみんなで合唱するのだ。

正に全てがカルチャーショック。今現在世界で起こっている事だからね。
コリードアーティスト自身はギャングではなく、ギャング団からの依頼で歌詞を作る。自分の事をコリード歌手に歌ってもらう。ここらへんが、自分で歌うヒップホップとの大きな違い。
正直、劇中にも「ヒップホップを遥かに凌ぐ人気」なんて言われていると悔しい気持ちにもなったりしたが、全てが理解の範疇を超えた世界なのだから納得するしかない。アメリカから見たらリアルでなくファンタジーの世界なので、また違った人気の出方と言える。

コリードのくだりはユーモラスだが、それ以外の血なまぐさい記録映像はハンパじゃない重さ。なにせ、モノホンの殺人現場が映し出されるんだからね。死体にモザイクとか一切なく映すのって大丈夫なのか?もう、観ている間、こちらの倫理観もマヒしそうな位異常な光景なんですわ。
身体を16個に分断して、それに「人間ジグソーパズル」と書いた紙を貼ったり、通常の社会だったら猟奇殺人としてクローズアップされる出来事が路上で毎日何件も起きている。ゴッサムなんて遥かに超えとるよ。
もちろん、被害者の家族の悲痛な叫びも映し出されるので、スラッシャームービーのような「ヒャッホー!」って感じにはならない。
ドキュメンタリーなのに、劇映画よりも殺しのアイデアがキツいんですけど。

不謹慎とか言われたくないが、こうして作品化されている事もあって、とにかく物凄くおもしろい。ヘヴィな部分だけではなくシニカルな描写もあったりして。監督はガッツだけでなくセンスも良い。

という事で、今年の一位はほぼこれで決定か?
「マッドマックス」なども控えているが。
ちなみに去年の一位は「ザ・レイド GOKUDO」。間違いない。この映画のおかげで盆シネが月一レギュラー化した位。
先月観た「ジュピター」の怨念がここでやっと晴らされたW

映画 「クロニクル」

最近は妙に色んな事が楽しい。交友関係が広がったり、バンドの音に満足いく瞬間が増えたり。
なにかにワクワク出来る感覚が戻ってきた。思えばここ1~2年は苦悩の方が多かったからね。一年前に自立しての新生活の楽しさの部分がなかったら本当にキツかったと思うよ。
そんなわけで少し前から気持ちがスウィングしているおかげか、色んな事がうまくいっている。
長年手をこまねいていたような、というかほぼ諦めていた友人関係が復活したのも他での交友関係とタイミングが合ったからだ。人って凄いところで繋がるんだな。感動しましたよ。こういうときは勢いで色々うまくいくような気がしていた。
とか言いつつ本当は自分の幼稚さで壊れた関係に反省と後悔の年月だった事も同時に思い出して、身につまされる思いにもなったけどね。でも、ありがたい。このくらいの歳になると社交辞令でもなく本当に周りで仲良くしてくれる人間全てに感謝したいと思うときがありますよ。
でも、10代の精神もそのまま残っているらしく、元GASTUNKのPAZZさんに「池田君」と名前を呼ばれただけで硬直したりもしてねw
男子は周りの友達とキャッキャやっているときは間違いなく終わる事なき青春なんだろうけど、大概どこかで自分からその青春を破壊するときがあるんだよね、男子バカだから(自分含む)。


chronicle.jpg

映画「クロニクル」を鑑賞

さて、そんな青春を自らの手でぶっ壊す事もまた青春であるというリアルな例を非リアルな題材で描いている素晴らしい映画を観た。
自分が傷つくのが怖くて、もっとも身近にいる人間を傷つけてしまうというのは世の男子は結構身におぼえがある人多いんじゃないかな。調子に乗れば乗るほど、反動がでっかくてね。
そんな視点でいくとデヴィッド・フィンチャーの「ソーシャルネットワーク」なんかもそうだった。

ある日超能力を身につけた3人の少年が、最初はじゃれあってイタズラ程度に遊んでいたが、能力が強まってくると不協和音が生じてくる。友人関係だけでなく、自分の家庭環境のひどさなど全てがネガティヴに作用して主人公アンドリューは暴走する。
この暴走具合が本当に見ていて悲しいんですよ。あれだけ仲良かった親友を死なせてしまったり。「やめてーアンドリュー!」と思いながらも、どこか共感してしまう部分もあったりしてね。思春期だったら、大人から見てほんの些細な事でも人生がもう終わりと思うもの。それが、童貞卒業を失敗した事であっても。

終盤の激しい戦闘シーンのあとのラストシーンでは心洗われる。このシーンがあって完全に心の名作となりました。

ちなみに先日友人と話していたら、同じく今年公開の「マンオブスティール」の不服感がそのままこの映画で解消されるとの事。というより、これこそ本当の「マンオブ~」で良かったんじゃないのかと語っていました。「マンオブ~」は未見だけれども知人関係からは評判がよくなく、逆に「クロニクル」は絶賛される声をよく聞く。自分としては青春ものとして凄く染みる映画だったが、「マンオブ~」と共に観るとまた違う魅力を味わえるのかもしれない。

「悪の教典」

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劇場にて映画「悪の教典」を鑑賞

※(以下の文章にはネタバレも含まれています。)

ほぼ予備知識はなく、三池崇史監督作品という事だけで観に行ってみた。

生徒から慕われている高校教師、伊藤英明扮する蓮見(通称ハスミン)は、一見万能で非の打ち所のない爽やか教師のようだが、実はとんでもない顔を持っていた・・・という。

まず凄かったのは伊藤英明。
実はこの人の出ている作品をまともに観たのは初めてかも。気持ち良い位にマッドな役柄を演じきっている。

終盤の大量殺戮シーンでは、怯える生徒達を次々と物言わぬ顔で銃殺していく。ショットガンを階段の踊り場で乱射するものだから、銃声が反響してかなりの爆音になっているのを、耳を抑えて「ちょっとうるさいなぁ」程度の顔するところとか、ある種背徳の爽快感すら感じさせる。

前半で劇中に流れているElla Fitzgeraldの「Mack The Knife」は奇遇にも自分がこの一年で一番聴いていた曲だった。
これが、大量殺戮シーンになるとビッグ・バンド仕様のヴァージョンで流れるところはヴァイオレンス描写が十八番の三池監督らしさが出ていてよかったかな。

自分的には全編通してとてもおもしろかったが、一緒に観に行ったうちの奥さんは貴志祐介の原作ファンらしく、映画の内容にはかなり不服だったようだ。
この映画だとハスミンはただの殺人鬼としてしか描かれていないが、原作だともっと完璧主義者が行き着いて狂気にまでなってしまったような部分を濃く描いているらしい。生徒に慕われている具合ももっと深く「なぜあのハスミンが!」と生徒を精神的にも絶望に追い込む様が良いはずなのにとの事。
原作を映画にする際にハスミンのキャラを変えてしまうのは、脚本も手がけた三池崇史の英断だったのか。もしくは自分の得意な方面に持っていくためだったのか。後者のような気がしてしまうが。

それでも、ラスト周辺でちょっと気になったところも。
ハスミンが追い込まれたところで、生き残った生徒が「やつはもう次のゲームを始めているんだ」というセリフでハスミンの内心を観客に感づかせるはずなのに、ハスミンから見える生徒の目がカラスのように変わっていく映像は、本当にハスミンの頭がおかしいのではないかと誤解を招く演出に思った。これはどういう意図だったのか。

いずれにしてもここ数年、劇場であまり良い邦画を観ていなかったので、これは久々に快作で楽しめました。
ライヴ・スケジュール

6/1(木) 新宿 MOTION
6/10(土)鶯谷 What's Up
プロフィール

DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
↓のメールフォームよりメッセージをください。

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