「スティール・ボール・ラン」第3巻まで

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「スティール・ボール・ラン」第3巻まで

ジョジョブーム未だ止まらず。
先日、第六部「ストーン・オーシャン」を読み終えた。これはかなり良かったですよ~。

スタンド能力のスケールはさらに大きくなり、ときに超人レベルの戦いに。もしくは、重箱の隅をつつくような細かい能力だったりとマニアック化が著しい。でも、これは自分にとってはどんどん好みの方向になっていってくれている。

一ヶ月前からジョジョを読みなおそうと思って、毎日読み続けているわけだが、一気に読むととにかく「話が終わらねぇなー」って思いを終始抱いている。もちろん、出版社にとってもドル箱作家なわけだから、作品を延命したいってのも当然あるのだろうけど。
そのおかげか、ジョジョをずっと読んでいると海外ドラマを観ている感覚に近くなってくる。
それというのも、「ストーン・オーシャン」になってから、スタンドというより超能力合戦の様がまるでドラマ「HEROES」を強く思わせるというのがある。当然、「HEROES」よりもこちらの方が古いのだが。
終盤に出てくるスタンド「ウェザー・リポート」なんてムチャクチャだよ。
でも、もっとムチャクチャなのがそれを上回る能力を持つ最後の敵で、これはもはや神の領域。で、こんなムチャクチャな能力を持ったキャラを登場させた事により、物語は最終的にムチャクチャな終わり方をする。これは賛否わかれるところだろうけど、作者自信が疲弊していそうなところも含めて自分的にはオールOK。全然好きです。
あれは一歩間違えるとお涙頂戴の昨今の美少女ゲーのようにもなりそうだけど、世界でただひとり真実が分かっている人間を美少女にしなかったところが荒木飛呂彦の凄いところ。

そしてこの第六部、正確には五部の終わり位から作者の生き方に対する思想がセリフに反映されているところが出てきた。五部の後半でのアバッキオが最期のときに、かつての同僚に「なんでこんな面倒臭い事をいつまでもやっているんだい?」というアバッキオに対し同僚が言う「近道をしようとした瞬間からやる気がなくなるからだよ」とか。
六部での「本当の悪人とは人に迷惑をかけていてもそれに気付かない。ほっといてくれとか言いながら、そのくせ他人に期待しているようなやつだ。」とか、個人的に同意する事も多かったし、こういった部分が露骨に出てきたところも作品に思いを刻み込んでいるようで思い入れが沸きやすかった。

六部で一番良かったのは、主人公の徐倫の人間的成長を他のシリーズよりも濃く描いていたところかな。
正直、今までの主人公の中では一番弱かったが、その分いつもボロボロになりながら(色んな意味で)戦う姿は最も魅力的に思った。
ちなみに第六部で一番好きなスタンドは、エルメェスのキッス。まず、能力がシールを貼って物を2つにするという地味なところが良い。そして、剥がすと一つに戻るがその際ダメージを受けるという設定が最高。術者に代償が跳ね返ってくるという能力フェチにはたまらない。

というわけでシリーズの個人的順位は、6>4>5>2>1>3、という感じか。
これだと、第一部の評価が低く見えるけど、そんな事はなく大好きですジョナサン。

さて、読み始めてます第七部「スティール・ボール・ラン」。
ジョジョの冠も取れた事で、ちょっと異色な作品になってます。まだまだこれからといったところなのでなんとも言えないけど、期待は出来そう。
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3月のライヴ予定

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3月は初っ端に入っているので今のうちに告知しておきましょう。
「マーフィーの会presentsズボラミッション」。
東京でイカれたロックやっている人間だったら知っている人も多いでしょう。ありがたい事に私共VARRISPEEDSも呼んで頂きましたよ。
ゴールデンエッグは歌舞伎町のド真ん中にある、雰囲気満点のハコ。自分がやるのは初めて。
「龍が如く」に出てきそうな感じの内装が良いよ。
うち出番はトリ前で、21時位からです。
新要素が2つほどあります。結構いい感じになる予定なので是非観に来て頂きたい。
うちらのフライヤー表記がSEXTETになっているけど、この日はQUARTETで出ます。

3/2(土)「〜マーフィーの会presents〜ズボラミッションvol.18」
歌舞伎町:ゴールデンエッグ
open/start:17:50/18:10
料金:1000+1drink
出演:
VARRISPEEDS QUARTET
アナルファック
sleeping beauty
ヤング・フラッテリィズ
hanji
ノイズ合唱団
うしろ前さかさ族

【其のニ】「New スーパーマリオブラザーズ U」/WiiU

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New スーパーマリオブラザーズ U」/WiiU
(クリア)

最後のクッパはWii版の前作に比べると格段に簡単だったな。
前作の最後は追いかけられるクッパの攻撃を掻い潜りながら進むという難関コース。何度も何度も死んで、凄い集中力で精密なプレイをしてクリアした。
今回は普通に3回踏めば倒せるので、あまりにあっけなくてまだ絶対この先があるだろうと、ピーチ姫と再会してもずっと疑ってかかっていた。そしたらエンドロール。
ここまで来る道中であれだけ鬼畜なコースをやらせていた位だから、最後はよほどヤバいクッパが出ると思ったんだけどな。

このゲームバランスは人によって感想が大きく違っていそうだが、自分的には微妙に心地よくなかった。
「歯ごたえある=やりごたえがあっておもしろい」と一概に言えないなんとも奇妙な感触を持ったマリオで、シリーズ中でも位置づけしにくい中途半端な作品に思える。あまり評判が良くなかった3DSの「Newスーパーマリオブラーズ2」の方が断然カラーがしっかりしているように思ったよ。
リトライポイントの位置も結構戻される事がしばしばで、「よし、次こそ頑張ろう!」と思わずに投げ出してしまいたくなった人も今回は多かったんじゃないかな。

本編はこんな感じでも、お題モードの方はよかった。
指定秒数以内でゴールしたりと、指定した条件で金銀銅のメダルがもらえるというものだが、こちらの方が難易度が高いにも関わらずリトライがサクサク出来るので何度でも挑戦したくなる。より、ファミコンチックなせいもあってかな。そう考えると改めてファミコンって凄かったんだな。ミニマルがゆえに繰り返す快感を生むのか?

おもしろいかつまらないかで言えば、結論としはおもしろいのだろうけど、シリーズをプレイしてきた身としてはどうも完成度として腑に落ちないところがあったのも事実。Wiiの前作はクリアしたあとも何度もやりこんでみたくなったけど、今作は今のところ再度やろうという気はしない。
全編ルイージでプレイ出来る大型DLCが出るという話があるけど、どうかな。

バディプレイを出来る環境の人のみオススメ。

「ジョジョの奇妙な冒険」第72巻まで

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「ジョジョの奇妙な冒険」第72巻まで

一ヶ月ほど前にiPadのkindleアプリを使ってみたくなり、初めてデジタルコミックというものを購入してみた。
タブレットの画面で漫画を読むという事に最初こそ違和感があったが、慣れるとかなり便利。ジョジョのように大量に巻数があるものは、かさ張らず持ち歩けるし暗闇でも読める。
漫画を読む習慣はかなり長い事なくなっていたのだけれども、最近になってデジタルコミックのおかげで漫画好きだった自分が久しぶりに復活したようだ。古いものから最近のものまで色々読んでいる。

まずは最初に、今放送中のアニメの影響もあり、久しぶりに「ジョジョの奇妙な冒険」でも読んでみるかなという気分になった。

自分が漫画から離れたのは、はっきりと覚えていて、ジャンプを読むのをやめたところから。
90年台後半で、もうジャンプで自分がおもしろいと思う漫画がジョジョとうすた京介の作品しかなくなってしまったため購読を辞めてしまった。そのときジョジョは第五部で、ブチャラティが最初にボスのスタンドと接触したところまで。ブチャラティの体の秘密とかもわからないまま終わってしまった。

そんな自分の当時のジョジョへの章ごとの好みはというと、2>1>5>3>4、といったところ。
2章でのジョセフのキャラは当時の男子高生の嗜好としてご多分に漏れず。4章はダラダラと長くて緊張感もなくあまりおもしろいと思わなかった。最後の敵との戦いだけがおもしろかったという印象。
そして、第五部になってからスタンド編としては一番おもしろくなったかなといったあたり。でも、前述したように第五部は途中で読むのをやめている。

これが今読んでみるとどうなのか。
第一部と第二部の印象はまったく変わらなかったな。荒木飛呂彦特有のセンスが露骨なのはやはりこのあたりなのだなと再認識はしたけども。のちにオタク用語として残っているのはこの時期のジョジョのものばかりだしね。

第三部は正直、今読むとちょっとイマイチ。旅をする主人公達に敵からの刺客が次々と送り込まれるという設定とコミカルセンスの導入で初めてジョジョがジャンプっぽさを出してくる(出させられた?)。新しい設定である「スタンド」はそれぞれに長所と短所を持っているという、このシリーズを長寿させるための発明をするわけだが、のちの章に比べるとスタンド能力がちょっとシンプルなものが多い。わりと早く片がつくものも多く、長い事もあってかムラを感じる事が多かった。
あとこれは当時から思っていたが、承太郎のスタンドが強すぎるんだよ。ボロボロになって戦っているときってほとんどなかったように思うな。最後の戦いは正直あっけなく感じた。

そして、当時は一番イマイチに感じた第四部が実は今読むと一番おもしろいという意外な再評価をする事になった。スタンド使いは殺伐としたものばかりではなく、バラエティに富んだものになり、杜王町という地方の町を舞台にする事で心地良い箱庭感に包まれた作風になった。
康一が吉良に向かって言うセリフや、吉良の子供など、思わぬところにアツい展開があって今のところ一番グっときたのはこの第四部。最後の戦いはやはり今読んでも最高。

第五部ではスタンド能力はさらに複雑化し、ブチャラティらのキャラ立ちもあって盛り上がりをみせる。
第四部って、世間的な評価はどうなのかな?当時は不評な第四部のテコ入れで舞台をイタリアにしたり、ジョースターの血筋ではないジョルノを主人公にしたのかなと思ったが。
今回初めて最後まで読んでみたんだけど、期待どおり非常におもしろかったです。
終盤はもう止まらない勢いで睡眠時間を削りまくって読んだよ。

そんなわけで、今ジョジョの章の個人的な順位をつけるなら、4>5>2>1>3、かな。大きく変わった。まあ、鮮度の問題もなくはない。
おもしろさだけだったら第五部にしたいところだが、パンチラインの多さで第四部を一位にしたいね。

そして現在読んでいる最中の第六部。
監獄が舞台というところがまたニクい。監獄を舞台にした映画やドラマが大好きな自分はすぐに心許してしまった。そして、内容も今のところ文句なし。最後どう締めるのかまで今から読み終わるのが楽しみで仕方ない。

(其の一)「New スーパーマリオブラザーズU」/WiiU

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New スーパーマリオブラザーズ U」/WiiU
(現在:ワールド7攻略中)

シリーズ中(と言っても頭にNewがついてから)最も難しいと評判なだけある。たしかにこれは結構難しいよ。
最初の2面位はスイっと進ませてくれるが、3面位からはずっとリトライ必至の高難度コースが続く。たまに一気にクリア出来る面もあるがそんなのは稀。というか運良くってな感じでまあ、久々に絶叫悶絶しながらやるマリオが帰ってきましたよ。

出来るだけスターコインを取りながらのプレイを心がけている事もあって、ときに「嘘でしょ、この位置」っていう開発者のいつにない挑戦的な姿勢を窺える。

どうしてこんなにも難易度が上がったのか。
それはWiiUの大きな特徴である画面付きパッド、「ゲームパッド」を使ったバディプレイというものにある。
これは1Pがプレイしているものを2Pがゲームパッドで眺め、画面をタッチして足場を出したり敵を食い止めたり出来るといったもの。
今までのマリオのままこれをやってしまうと著しく難易度が下がってしまうのを懸念したんじゃないかな。このバディプレイをしてちょうどよい位に調整されていると思われる。
が、ときに例えば水中のステージなんかはバディプレイがほとんど役に立たず、ただただ難しさに耐えなくてはいけなくなってしまう。まあ、いつでも甘えられるわけではないよって事では良いのかもしれんけどね。

大体5回位同じ面で死んでいると、ルイージのお手本プレイというものが見られるブロックが出てくる。これが出てくるとインターフォンを押したような音がするんだよ。ピンポーン、ピンポーンって。シリーズでは恒例になっているね。
今までのシリーズではあまりこのブロックが出現する事自体なかったのだけれども、前述したように今回は、ぶっ殺しスタイルの面構成なのでよく死にます。なので、ほとんどの面でこのピンポーンが鳴る。これがリトライのストレスに拍車をかけるんですよ。死んで覚えるの前提で作られているのだから、5回とかでなくせめて10回以上死んでから出るようにしてほしかった。これ結構出ると屈辱なんだよ。
BFBC2で何度も同じ敵にやられていると「やばいやばい!あと一回やられるとこいつ宿敵になっちゃう」ってのと同じ感覚。「やべー、そろそろピンポンが鳴っちゃう」っていつも騒ぎながらやってる。

まあ、そんなところも含めて凄く盛り上がっているのも事実。
パッドを投げ出したくなった事もたくさんあったが、それでも翌日はまた続きをやってしまう。
で、実際根気良くやればクリア出来るんだからな、なんだかんだで楽しいゲームだよ。
ただ、一回のプレイで削られる精神力が今回は尋常じゃないんで、多少のんびりした気持ちでやらないといけないね。
あとワールドが2個。無事クリア出来るでしょうか。

「ロリポップ・チェーンソー」/XBOX360

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ロリポップ・チェーンソー」/XBOX360
(難易度ノーマル・クリア)

須田剛一作品は、「トワイライト・シンドローム」、「ムーンライト・シンドローム」、「シルバー事件」、「Killer7」、「NO MORE HEROES」とプレイしてきた。
総じて思ったのが、本人のルーツであるパンク、映画などのセンスを露骨に入れているので作品性は高いがゲームとして、もっと言うとゲーム商品としての出来が悪いものばかりという印象が強かった。
「狂い咲きサンダーロード」やThe Stranglersからのネーミングなど、自分的にも共感出来るネタも多いので、すごく気持ちはわかるのだが、肝心のゲーム部分が毎回荒削りで、よく言えば実験的。それが「でもでも、わかるでしょ。このセンスわかるでしょ」と言うメッセージが作品から終始発散されているところが逆に鼻についてしまい、ここ数年は須田剛一作品は敬遠していた。

そんな中リリースされた本作。雑誌などで先に紹介されているのを見たとき、「相変わらず発想はおもしろいけど、う~ん、どうなんでしょ」と、やはり一度はスルーしてしまった。
が、先日中古で安かったので購入。最近の須田作品の中では一番興味深かった事もあり。

で、先ほどクリアした感想。
今までの自分の中の須田観を完全に払拭してくれた最高のゲームだった。
周りを固めるセンスだけでなく、ゲーム部分もとてもしっかり作られていて最後まで楽しめた。とにかくサービス精神満載。
この人の作品は特有の尖ったセンスのアウト方法が、今まではユーザーに対するサディスティックなやり方でしかなかった。が、今回初めて・・かどうかは未プレイのものもあるので断言は出来ないが、それを最良の形式とバランスで出せているような気がする。
とにかく操作していて楽しい。ポイントを貯め、ショップで新たなる技を買って試すのも毎回楽しみだ。
ちょっとしたところのミニゲームでのレトロ感剥き出しの演出はジジイゲーマーの心を開くだろうし、なんといっても全体的にアーケードゲーム臭がするところがなによりも好きだ。
これは自分的に名作なPS2の「ゴッドハンド」に近い感触に思った。テンポがよくて、バカバカしくて爽快感がある。それでいて、現代的な3Dアクションという、意外と出ていないタイプのゲーム。
これによって自分はこの「ロリポップ・チェーンソー」が本当に気に入ってしまった。いつも大体はクリアしたゲームは売ってしまうのだが、これは忘れた頃にまた最初からプレイしたくなりそうなのでコレクションとしてとっておきたい。自分は2Dシューティングなんかこういう扱いになるのだが、その中に入る位好きな作品になった。

続編も期待したいし、これからの須田剛一作品に注目せざるをえないよね、これだけおもしろいと。
ライヴ・スケジュール
7/25(火)東高円寺 二万電圧
7/31(月)新宿 MOTION
8/11(金)立川 AA Company
プロフィール

DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
↓のメールフォームよりメッセージをください。

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