【其の一】The Last of Us (ラスト・オブ・アス) /Playstation3

The Last of Us Box ARt

The Last of Us (ラスト・オブ・アス) /Playstation3

(プレイ時間:6時間52分)

PS3末期に発売される新規タイトル。しかも開発はNaughty Dogという事で俄然期待していた一作。
海外での評判はかなり良い事から、これはド級の出来ではと思いつつプレイ開始。

所謂アウトブレイクものらしく、日常が崩れていく街を窓から見ながら車で脱出する導入部は最高の一言。
グラフィックも現行機では最高レベル。

物語は、細菌が人々を蝕み感染者(ゾンビ)が徘徊する世界となったアメリカ大陸で、人々を統制するための強政治を行う行政側とそれに反発する組織ファイアフライの抗争。
最初、感染者を撃ちまくって戦うゲームだと思ったら、序盤数時間は行政側の軍隊(普通の人間)と戦わされてかなり拍子抜けしてしまった。

感染者との初めての対峙でこのゲームの肝であるステルスアクションを行う。この最初のエリアの難易度がいきなり高い。
元々自分はステルスアクションは苦手な方で、メタルギアシリーズも難易度EASYでプレイするほど。
このゲームは難易度中級で始めたが、それでもこのエリアだけでいきなり15回はリトライした。この時点では武器もほぼ持てない状態な上、味方も居ない。おまけに敵のうち一体は接触しただけでゲームオーバー。
序盤でいきなりこれか!と先が不安になりつつもなんとか抜けて進んだ。

このゲームはリアルさを追求したと開発者インタビューで読んだとおり、ゾンビに囲まれて殴られれば地面にうずくまって亀になるし、人間の敵から銃撃を受ければ思い切りよろめく。こちらの銃撃は、他のTPS、FPSと違い戦闘時なんとなくのエイムでホーミング補正される事はないのでビックリするくらい射撃をはずす。
こんな仕様なので結構マゾヒスティックなゲームになっています。

が、現在やっているおそらく物語中盤位のところでは使える武器が増え、弾数なんかも潤沢になってきているのでバキバキと敵をなぎ倒して進んでいます。バイオのよう。
でも、元々はこれを期待して買ったんだよね。ショットガンを当てれば敵は霧吹き状に血を吹き出して倒れたりと、リアルさが今や爽快感にもなっている。
これもまた楽しと思う部分もあるが、序盤のMっ気満点な作風の方が作品としての個性を感じたかなと思ったり。

これはネット上での意見だが、本作は最高難易度でやってこそ真価が出ると言われている。
かなり難しくなりそうな気だ。が、その意見はなんとなくわかる。製作者が考えるサバイバル感っておそらくそこにあるんだろうなと

このまま中級でクリアしたら是非最高難易度でも挑戦したいね。
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「惡の華」全13話

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惡の華」全13話

久しぶりに琴線触れまくりのアニメに出会った。
この漫画がアニメ化されるという話が出てから漫画をほんの序盤だけ見たが、やっぱりアニメから触れてみるかと思って先にこちらから観るようにした。
これが個人的には大正解。
アニメ版はヒロイン役の佐伯さんが漫画ほど可愛くないんだよね。でもそこが良い。さらに悪役(?)の仲村さんも可愛くない。この子なんて特に役柄上、可愛くない方がハマるんだよ。さらに主人公は主題歌のクレジット見た事も影響してか、神聖かまってちゃんのの子がモデルにしか見えないんですよ。このアニメは実写を元にしているらしいので、実際のモデルの人は違うのだけれども、このドロドロとした青春っていうモチーフにもあっているように思う。

導入部分だけ観ると変態的な部分が表層として目立つが、その奥にあるテーマは、思春期の少年少女が「自分は特別だ。周りとは違う。どこかできっと自分を開放してくれる場所があるはず」とくすぶった思いを抱えたまま学校生活を送らなくてはいけないというもの。
そこには、映画「桐島部活やめるってよ」で見られたような、学校社会の閉鎖性だったり、そこが人生の全てと感じてしまうような感覚も強く描かれている。
でもこの主人公は「桐島~」の前田君のような常に外の世界だけを見ているような強さはない。途中のセリフにもあるように、クラスの人間、または山に囲まれたこの街の人間には理解出来ないような文学に触れる事によって自我を保つ。でも、ボードレールの著書は本当は中学生の主人公には理解出来ていない。本当は自分は凡人で、本を読む事によって自分を特別だと思っていたいというだけの小さい人間である事も心の奥ではわかっている。
でも、この葛藤こそ思春期の少年のリアルを描いていて良いと思うな。
思えば自分だって、小六~中一位のときにコアな音楽に触れてみたが、それが良いものかどうかなんて最初はわからなかったもの。ただ、「これを聴けばなにかが変わるかもしれない」という気持ちでレコードを買ったりしていただけ。これはわりと現在プロのミュージシャンとかであってもあると思うよ。たしか、トータス松本は、少年の頃オーティス・レディングを聴いても最初は全然良いと思わなかったのに、「これを聴いている自分ってちょっと良いじゃん」と思って、わからないながらも聴き続けたってどっかで言ってたし。

クライマックスの展開で、微妙な関係の女の子と自転車二人乗りで山を越えようとするシーンはかなりきたね。
「街を囲うあの山を越えたらなにかが変わるかもしれない。一緒に越えよう」っていう、もはやインディペンデント系の邦画のような展開で本当に素晴らしい。

この作品は設定や物語以外でも映画的な演出に溢れている。実写を取り込み加工する特殊な方法で原画が作成されているため顔のちょっとした表情や感情の機微が作品性の深みに直結している。

余談だが、ゲームやアニメなどを「これは映画的だ」っていう表現を、「じゃあゲームは映画より下か」って忌み嫌う人がいるが、映画の方が歴史が古いんだからそういう言い方になるのは当然でしょって思う。別に言っている人だって映画至上主義で言っているわけじゃないよ。

13話という短い期間でも敢えてゆっくりと物語を見せる手法を取ったり、この監督はかなりセンスのある人なんじゃないでしょうか。
第二部もそのうちやるだろうから期待して待ちましょう。

アニメのブルーレイボックスは買った事ないが、これは是非買って持っておきたい。

「Trials HD」/XBOX360

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Trials HD」/XBOX360

ザ・今更。
もう何年前かわからないが、セール中に落としておいて今まで積んでいた。
360ユーザーには言わずとしれた名作。ONEの登場が迫り来る今、互換機能もさっぱりなくなっている事だし今のうちに360で未プレイの名作を駆け込みでやってしまうおうかと思って始めてみました。ちなみに続編も落としてあるけどこちらも未プレイね。

「バイク版マリオ」と称している意見も目にしたが、なるほど言い得て妙ですね。
2D上のスタートからゴールまでのアスレチック部分を何度もリトライして先に進む感じは正にそう。

操作がアクセル&ブレーキと前後の体重移動のみというシンプルさながら、恐るべき緻密な物理演算によって毎回違う結果になる。このゲームの一番の敵はコースでも仕掛けでもない。自分の乗るバイクのタイヤだ。もっと言うとタイヤのゴム感だ。
着地する際にどの角度かで転倒してしまったり、直後のジャンプが成功するかが決まる。基本的には前後2つのタイヤで着地はあまりいい結果にならない。ハズみすぎるんだよね。出来れば後輪から接地してややアクセルをふかす位が安定する事が多いが、当然ひとつのやり方でクリア出来るほどあまくは作られていない。まあとにかくコースがよく出来ている。全てのコースにアイデアが散りばめられているところもマリオ的。

難易度別に最初はBEGINNERからスタート。
「これのどこか名作なの?」って位簡単だったが、次の「EASY」あたりからは転倒する事も出てくる。
なるほど、転倒回数をゼロにするのを目標にすればやりごたえが出るなと。
そして「NORMAL」。このあたりから転倒ゼロを目指すとなると、何度も死んで覚えるという作業になってくる。自分は未だ「NORMAL」で転倒ゼロクリアはしていないです。
さらに「HARD」。かなりやりごたえが出てきて死にながらもチェックポイントの多さでなんとかクリア。・・と思ったら最後のコース「King Of The Hill」があまりにもキツすぎる。もう初っ端の山を超えられなくて数十回のリトライを強いられる。その後もチェックポイントごとに数十回リトライするため、なんとここで初の時間切れ。さらに限界であるリトライ250回を超えてしまった。4つめのチェックポイントまでは行ったんだけどなー。悔しい。でもまだまだ先は長いから恐ろしい。
なぜか、「HARD」の中でもこの最後の「King Of The Hill」だけが鬼畜の難しさになっているんだよな。「HARDをクリア」っていう実績があるからってこれはないだろ(汗)
「HARD」でも他のコースは難しいながらも楽しく出来るのに対して「King~」はひたすらマゾい。楽しくない。が、やってしまう。悔しいから。
その次の難易度の「EXTREME」ってどんなんだよ!って恐る恐る最初のコースだけやったらゴール直前まではなんとか行けた。こちらも鬼畜の所業ではあるが、「King~」が酷すぎたせいか若干楽しかった。クリア出来とらんがね。

そんなわけで、こだわってプレイしなくとも「HARD」以上なら嫌がおうにも歯ごたえを叩きつけてくれる「Trials HD」は巷の評判どおり傑作と言えるのではないでしょうか。
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10/11(金)阿佐ヶ谷 Yellow Vision
11/11(土)鶯谷 What's Up
12/30(土)立川 A.A.Company
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DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
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