【其の一】「ALIEN ISOLATION -エイリアン アイソレーション」/XBOX ONE

289228_xbx_b.png

ALIEN ISOLATION -エイリアン アイソレーション」/XBOX ONE

(現在:チャプター8)

今年屈指の期待作。去年の海外発売が羨ましく、もう国内は諦めかけて今年正月のセールで30ドル位で買った本作。
そのあとに邦訳版が発売のアナウンスをされて大変ショックでしたw
その瞬間に輸入盤の方はゴミに変わったからね。こうなったらやるしかねぇ!なんかエラく高難度だとか、見つかったら100%アウトのステルスゲーとか散々巷の評判にビビりながらも始めてみました。

映画エイリアンの1作目と2作目の間のストーリーという事もあって、丁寧な導入は良いが、肝心のエイリアンと対峙するまでが長いよ!2,3時間はエイリアンではなく、生身の人間や狂ったアンドロイドから逃げるアクションしかなく、全然テンション上がりません。
で、「なんか、もうやめちゃおうかな~」とか思いつつダラダラ続けていたら、急に出るんですよ、やっこさん。
「ジャーン!!」みたいなムービーと共に現れる初登場シーンかと思いきや、普通に探索中天井のダクトから、のそ~っと出てくる。
うわー!わかってますなー、製作者。今までの怠い展開が一気に吹き飛びテンションマックス。

このゲームは映画で言うと、銃火器をぶっ放しまくるキャメロンの「2」よりも、重苦しい閉鎖空間で、一度対峙したら死あるのみという緊張感を描いたリドリー・スコットの「1」の感覚をベースにしている。エイリアンを現代の技術でゲーム化するならこれが正解でしょう。
前述したとおり、エイリアンを倒すのは不可能で、それどころかアンドロイドにも苦戦し、狂った人間達に撃たれても一発死にする、大変ヤワな主人公。基本的には発見されたら即死というシビアさ。
その代わり、主人公リプリー(娘の方)には動体感知センサーというアイテムがある。これを使うと扇上に進行方向で動いているものを察知、表示してくれる。音も敵が遠いときは、音の感覚が長く、近くに居るときは「ピンピンピンピン!」と小刻みに鳴る。さらに音に合わせてコントローラーの振動がリンクする。
センサーだけ見ていれば、適度に距離を取って巧く凌げるんじゃないの?と普通のステルスゲーなら考えそうなもの。
たしかに巡回ルートを把握して突破するのはこのてのゲームの基本。でも、「エイリアン・アイソレーション」は違う。なにせ相手はエイリアン。勘の鋭い方ならここでわかったと思う。そう、エイリアンは基本、天井裏を移動するのです。そして、天井のダクトから部屋や廊下に降り立ち、徘徊。また天井裏に戻って移動。つまり、センサーを見ると部屋の区切りを無視した特殊な動きをしている事が多い。音が聞こえないからしばらくこのあたりには来ないだろうと油断していると、高速で天井裏を移動してきて先回りされていたり。ゲーム中はまったく気が抜けない。
でも、慣れてくるとエイリアンの動きがわかってくるんですよ、これが。不思議なもんで。人間やアンドロイドと同時にセンサーに表示されてもわかる。
エイリアンはダクトから床に降りる際に「ドスッ」という音がする。歩く音も低い特殊な音なので、ウーファー付きのサウンド環境でプレイするだけで生存率が上がります。

センサーと音をたよりにエイリアンと戦うっていうところが、セガサターンの「エネミーゼロ」を思い出したりして感慨深い気持ちにもなった。恐怖はあっちの方が上だけどね。

いまどきにしては珍しく、チェックポイントからのやり直しではなく、決められたセーブポイントからリトライとなる。セーブ出来ない状態が長く続いたあとで死ぬと、ビックリするほど前からやり直しになる事も。復活した瞬間「え?ここどこ?」ってなったw
この仕様に尻込みする人も多そうだけど大丈夫。結局は、リトライ繰り返すうちに最短ルートと最良の対処方がわかるので素早く切り抜けられるように必ずなっています。このへんのバランスは特筆ものですね。

しばらくプレイしていて、実はこのゲーム、「バイオショック」にどことなく似ているものがあると思った。初期のやつ。
戦闘に特化していないので、全然違うと言えば違うのだが、全体的なデザインセンスというか。目標を更新しながら進むところとか。

とにかくおもしろいですよ。期待して良かった。エイリアンファンは、初めて忠実に映画「エイリアン」の世界がゲーム化された事に感動出来るでしょう。

ただ、惜しむらくは今現在画面がフリーズしてしまって、これをリセットしてロードするとどういうわけか5時間位前まで戻されてしまう事。変なバグに遭遇してしまった。5時間の間何回もセーブしていたはずなのに、なぜか全部無効になっている。
「上書きセーブしますか? はい/いいえ」という選択肢が途中から出なかったのでおかしいなとは思っていたけれど。
今後、こんなバグ頻発するようだったら作品の評価が大きく下がっちゃうなぁ。
スポンサーサイト

「メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ」/Playstation4

51msy4-MHVL.jpg

メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ 」/Playstation4

(プレイ時間:2時間 難易度ノーマル:クリア)

今年のゲームライフは、来るべき期待の続編タイトルものに備えての準備をしていこうと決めていた。
その一本がメタルギアシリーズ。これは一作でもやっていないとストーリーがまったくわからなくなるからね。
考えてみたら、MSXから始まって、30年近くゆっくりゆっくりと物語を紡いでいるのだから相当なものだ。
そんなわけで先日、長いこと未プレイだった「ピースウォーカーHD」をクリア。(レビュー記事一覧

そして、ピースウォーカーの後の物語で、今年発売予定の新作ファントムペインへと繋がる物語である本作。一年以上前に買ってあったのに今頃プレイ。しかも、ついこの間フリープレイになっちまったよ。ファァァッッック!!

さて、今作の一番のウリはオープンワールドで展開されるゲーム性。
ステルスミッションでも、ターゲットがどこに居るのかまったくわからないので、兵士を尋問して情報を引き出させる。するとそれらの情報はマップに自動的に反映される。こうして、段々と場所を特定していく。これが大変おもしろい。

今回は双眼鏡で視察した際に敵を見つけると自動的にサーモグラフィーのようなカタチで視界に常に表示されるようになる。
この、シリーズ初の仕様は一見難易度を落としてしまいそうに思うが、オープンワールドでのステルスが思っていた以上に難易度が上がるため、快適性を優先しての事と思われる。自分的にはとても良かった。

操作性も良いですね。だいぶシンプルになっている。
本作ではアイテムを使うのが全て十字キー割り当てで、今までのようになにかのボタンを押しっぱなしにしてLRキーで選ぶ特殊な操作ではなくなったのは良い。これがファントムペインでどうなるのかってのも気になるところ。レーション食べるのとかなかったからね。なくていいけどね。

全体的に短いながらも、続くファントムペインを多いに期待させる一本でした。
こうしてやっていると、結構システムも試行錯誤して続けていたんだなと思ってしまった。本作は今までで一番操作性、システムが良いと思います。しっかりと現代のゲームになっている。少し前にピースウォーカーやったからなおさらね。
グラフィックもかなり良く、没入度が高い。

月並みながら2015年MGSの発売日はお祭りですな。

「絶対絶望少女」/PS VITA

zetubou.jpg

絶対絶望少女」/PS VITA

(プレイ時間:17時間21分 難易度ノーマル:クリア)

ダンガンロンパシリーズは一作目からやっていて、国産ADVゲームの最高峰だと迷わず言える。特に一作目の終わり方は本当に素晴らしい。いつ思い出しても鳥肌が立つほどに。
そんな大好きなはずのダンガンロンパであるにも関わらず、この「絶対絶望少女」は発売日には手が出ずじまい。
なんでやらなかったのか、正直思い出せかったりして。XBOX ONEで忙しかったのかな?「タイタンフォール」がおもしろくなってきたのかな?
それもあるけど、たぶんTPSになったという不安からだったように思う。ちゃんと出来てんのかいな?っていうね。

先日、アキバソフマップの中古を久々に見ていたら、¥2200だったのでなんとなく購入。
で、プレイしました。

・・・あ、すみません。これ凄いおもしろいです。発売日に買っても全然良かった。アホですね俺。

今まで本編では語られているだけだった、絶望的な外の世界が描かれている。
これがまた容赦ないほどに血なまぐさい。虐殺に次ぐ虐殺。ジェノサイドですね。「ジェノサイド計画」って、俺の好きだった漫画「コマンダーゼロ」ってのにあった、あれが本当に起こったような。まあ、「ジェノサイド計画」ってどんな内容だったか忘れたけど。
子供が蜂起して大人達をぶち殺しまくるという、映画的なプロットでして。ジョン・カーペンターの「光る眼」とか。
そんな子供達を相手に、苗木誠の妹、こまると腐川冬子が立ち向かうバディもの。
ここでの腐川が大変アツい役柄でして、たぶんこのゲームやって腐川を好きにならない人居ないんじゃないかと思うほどに。
一作目やったときは大して好きなキャラじゃなかったんだけどな。欲を言えば、ジェノサイダーのときの腐川のしゃべりをもっと聞きたかった。

物語は、前二作のような推理サスペンスではないものの、気になる謎を残したまま進行する物語の巧さは相変わらず。
歯ごたえのある謎解きも特になく、メインのTPS部分もさほどではない、ゲーム的な部分は薄口ながらも語りの巧さと演出だけで最後までまったくダレる事なくプレイ出来る。

とか言いつつも、肝心のTPS部分は一言で言うと「ヌルいバイオ4」。
実は日本ではTPSがわりと少なくて、しかもちゃんと作れる会社も少なかったりする。よって挙動がメチャクチャ軽いです。うちで使っているベビーカーの名前がメチャカルってのをなぜかゲーム中何度も思い出してしまった。
難易度ノーマルでもかなり簡単な方で、おそらくシリーズファンがアクションをやり慣れていない事も想定してだと思われる。
でも、かつて「サクラ大戦」が、ゲーム部分はヌルくともキャラの魅力と世界観の心地よさだけでお客様満足度を満たしていたように、これはこれで方法論としては有りなのだ。
TPS部分がダルいからやめたよって言う人はあまり居ないと思う。

こうして改めてダンガンロンパをやってみると、実は一番感心するのは、サンプリングの手法を多用している事に思う。
おそらく日本でここまでサンプリングに拘って作っているゲームクリエイターはそんなに居ない。
サンプリング手法というのは平たく言ってしまえば、元ネタが他のゲームやサブカルチャーにあって、それを作品に織り交ぜるセンスを見せる事。そこには元ネタへの愛やリスペクトがある。
これは、わかりやすいところで言うとクエンティン・タランティーノの映画だ。
作者の小高氏は、映画監督を目指していた経歴があるのも頷ける。
日本のゲーム業界って、昔ながらの職人が居るのも多いに結構だが、こういった別の業界からの血を巧く受け入れる土壌と柔軟性がもっともっとあればおもしろくなるのになと思う。
いずれにしても小高氏の作品は今後も要チェックという事で。
次は発売日に買いますよ。

【其の一】「スプラトゥーン」/WiiU

WiiU_Splatoon_Boxart_na.jpg

スプラトゥーン」/WiiU

(ランク10 プレイ時間:7時間37分)

今一番アツいハードは?
それはもちろんWiiU!!!
という事で、今年入ってからDLCが完結した「マリオカート8」、去年発売の「ベヨネッタ2」と気持よくプレイし、満を持して(と思っている)今年最大の期待作でもあった「スプラトゥーン」が発売になったわけです。なにせ、任天堂が打ち出す初の対戦型TPSとあって、一年前の発表からずっと気になっていました。

と、フタを開けてみれば、キルだデスだといった殺伐としたものではなく、敵を倒す事よりもマップ上の壁や地面をチームカラーに塗りつぶしていくのがメインのゲーム性。0キル3デスとかでも、チームで一位になる人がたくさん居ます。
4vs4で、撃ち合いメインだったらひとりひとりのスキルがチームの勝敗に直結するので二の足を踏む人も多いだろうしね。明日から、そんなモードも解禁になるらしいですが。

ペイント弾でバンバン壁や地面を塗っていき、その武器でそのまま相手も倒せる。敵のカラーで撃たれると弱いだけでなく、既に敵カラーに塗られた地面を歩いてもダメージを受けてしまう。自分達をひたすら有利にするためにも撃ちっぱなしで走り回るのが定石となる。
慎重なプレイと高速の判断力が必要とされる、他の対戦型FPS、TPSと正反対に、無駄撃ちを推奨しているという仕様。
そして、ラスト一分で劣勢が一気に覆る事があるというバランス。(これによって萎え落ちがない)
自然と覚える立ち回りなど、WiiUになってから一度もなかったかつての任天堂のパイオニア精神がついに炸裂!
堅苦しくなったレースゲームや格闘ゲームなどへのアンチテーゼとして出現したマリオカートやスマブラのTPS版と言ってしまうのは言い過ぎなのか?いや、結構言ってる人いるかw
でも、ネット上での評判が良すぎるのも、TPSの在り方に一石を投じた任天堂のスピリットに皆感動したからでしょう。

され、自分もその位「スプラトゥーン」を神ゲーだと思っているかと言うと、実はそれほどでもない。
いや、おもしろいと思うし、好きですよ。でも、発売から一週間も経っていない現在だと物足りなさの方が多いんですよ。
モードが一種類、マップが合計5個のうち2つを4時間おきに入れ替え、など。
およそ、マルチのプレイ仕様の常識を悪い意味でまったく踏襲していないので、ガッツリはまってやれるタイプではないです、現在は。
アップデートでよくなっていくらしいのでこれからですかね。

最初、ローラーがえらく強いなと思ったら、対ローラー対策でイカになってバックして撃つというのがあったけど、今度はローラー使いが進化して、隠れて待ちぶせして敵をローラーではたくという戦い方が多くなってきた。こりゃ、いつかアップデートで弱体化させられるな。初心者で、スコアがまだうまく稼げないって人はまずローラー使えるところまで頑張ってみてから判断しても良いでしょう。

ちなみにこのゲーム、チーム対戦ものでありながら、ボイチャの必要性はほとんどありません。
でも、先日フレンドと3時間位ずっとゲームと関係ない話ばっかりダラダラとしゃべりながらプレイしたら、その感じが無性に楽しかった。このゲームのカジュアル性と合ってた。
それでいて、突き詰める楽しさもあるという。
まあ、色々言う前にまずは久々に任天堂がいい感じのやつ出してきたよって事で、今楽しまないのは損ではなイカ!!
Live Schedule
11/11(土)鶯谷 What's Up
12/27(水)代官山 UNIT
12/30(土)立川 A.A.Company
1/16(火)東高円寺 二万電圧
Profile

DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
↓のメールフォームよりメッセージをください。

plugin by F.B

最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
COUNTER
リンク(音楽関係)
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Twitter
 
ビデオゲーム・ライマーズ
Video 006
「ダブルドラゴン・クルーのうた」
DTchainsaw feat. DARTHREIDER
Sound 002
「Malformed Funk」
Synthezoey
発売中
a0173182875_10006.jpg Masiaのアルバム「Old Paint Box」に1曲ラップで参加。 Bandcampにて発売中
Video 005
「タイタンとの戦い(For Titanfall)」
/DTchainsaw
Sound 001
ダースレイダーのミックステープに参加
キン肉マンについてラップしてます
13:25秒あたりから
Video 04
In York We Trust
/VARRISPEEDS
Video 03
Bye Records(DTchainsaw Remix)/VARRISPEEDS
Video 02
「ベトナムでもキルでいこう!!」
/Psy-VOGUE
Video 01
「キルでいこう!! For BFBC2」
/Psy-VOGUE
facebook
再生履歴
週間ベストアーティスト
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム