【其の一】「ダンジョン・トラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」/PS VITA

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「ダンジョン・トラベラーズ2 王立図書館とマモノの封印」/PS VITA
(現在:第四章 レベル16)

このゲーム、PSP版が出たときからやりたかったけど、なんでやりたいと思っていたのか完全に忘れてしまった。
元々ダンジョンRPGが好きなのってのはあるものの、なぜこれ?
ともかく、中古価格を気にしながら待っていたら、PS VITA版が発売されて、それの値段が下がるを待っていたら今月フリープレイのラインナップにマウントされたという。意地でも定価で買わないところは情けないが。

「ルフランの地下迷宮~」とか、「カリギュラ」とか、国産のクラシックスタイルRPGで評判の良いものも最近は発売されていて、そういったタイプのゲームを携帯機で手軽にやりたいなって気分のときにこのフリープレイのタイミングだった事もあり、ありがたくプレイさせて頂いた。

このゲーム、序盤からいきなり難易度が高めです。
最初のダンジョンでは、まだ2人のパーティー(後に最大6人までなるはず)で、スキルも大して習得していない状態であるにも関わらず、しっかりと防御などを取り入れないと何回も全滅します。ここはボスがいなくて、出口に向かうだけなのに開始一時間もしないうちに全滅の洗礼を受ける人はわりと多いはず。
ここでこのゲームが一筋縄ではいかない、しっかりと思考と戦略性を要するものである事が身をもってわかる。
本作がちょっと損しているかなと思えるのが、やはりPC美少女ゲームの作りをベースにしている事もあって、演出が淡白だったり、ダンジョンの見た目も旧世代的すぎたりという、デコレートの部分。
その先まで続けてもその印象は変わらないだろうという冷めた印象を持つ人が多くいても仕方がない。
しかも、実際本当に変わらないです。今のところ。自分的な感覚としては、セガサターンの頃のゲームをやっているかのよう。
ところが!その最初のハードルさえ超えてしまうと、その奥にあるいぶし銀のゲーム性を堪能出来る。
なんといっても開発は古くから中小企業リリースのRPGで手腕を振るってきたSTING。その匠のバランスは素晴らしいものがあります。
回復アイテムが高い。蘇生アイテムはすげー高い。リレミト的なアイテムも高い。金がない。常にない。
蘇生のコストが高すぎるので、パーティーがひとり死んだら絶対にダンジョンから脱出しないといけない。ただでさえ人出が減って戦力がガタ落ちな中、出口に向かうのは非常に危険。死んだらセーブポイントから。
という、中々にプレイヤーを追い込む仕様。が、セーブをダンジョン内のどこでも出来るので、実はここで難易度を下げてくれていると言える。こまめなセーブは必至。
とにかくビックリするほど全滅させられるゲームで、かつてのメガテンかな?ってくらい。
もう戦闘中にヤバそうになったらリセットですよ。久々です、こんなリセットゲー。
そんな中、仲間が増えたり、特殊スキルを覚えたり、レベルが上がって上位クラスにチェンジしたりする事で、以前は絶対無理と思えた敵に戦略で太刀打ち出来るようになってくるのが非常に楽しい。
敵の行動順のひとつひとつをしっかりと考えた上で指示を出さないといけない緊張感だけで、このゲームをずっとプレイ出来る持続性に直結している。戦闘、戦闘、また戦闘、でもそれが楽しい!という正に自分好みのRPG。

女の子が登場している作品なのに、好感度というパラメーターがないところも良い。
このてのゲームで最悪なのが、自由時間みたいなところでキャラと親密度を上げるとかいうのをやらされるやつね。もう、ホントにかったるくてしんどいのですよ。去年やっていた「閃の軌跡」はこれだった。
そういうところもザックリと省く本作のシンプライズは凄く良いですね。このフットワークの軽さ。RPGのゲームの部分のみに注力した作品性は最高です。システムも重すぎずで自分好み。
中毒性も高く、個人的には最高なんですが、やはり前述した事以外でも人を選ぶハードルが高いのは否めない。

パーティーは全員女の子、モンスターは全てコスプレをした女の子(もしくはゆるキャラ)という、目に映るものの刺激をゼロにした完全なるジャパンクール!(皮肉)。
日本の射精一貫のサブカルチャーの露骨な姿ですよねぇ。ある種清々しいとも言える。
フルボイスながら、バストアップとイベントのエッチな一枚絵では口元は動かない伝統的なエロゲー仕様。ま、こんな部分をサターンっぽいって言ったらサターンファンに怒られちゃうだろうけど。
「サクラ大戦やDESEIREはちゃんとリップシンクしてたよ!」って。
いやいや、あったじゃん。バーチャコールSSとか、デジタル・アンジュとか、ナイト・トゥルースとかさ。ああいうやつ。

いくらRPGの部分が良いとは言っても、結局は好事家しか手にしないものになってしまっているのは致し方無い。今の時代に、かつてアトラスがPS2で出していた「BUSIN」(超名作!)のようなもの出したらそれこそターゲット不明のところにメーカーが大金ぶっこむ無謀に思われるだろうしな。そういう事では、先日発売された「UPPERS」は凄いなと思う。しかもおもしろいんだよ!どんだけ売れたんすかね、これ?
レビューはいずれまた。

話戻って。
道中での全滅が少なくなってきたところで、各ダンジョンの中ボス戦がこれまた難易度がハネ上がる。
これこそ、コツコツと貯めてきた金で買った回復アイテムなどを一気に使いながら戦うとき。アイテム欄とにらめっこしながらコマンドを慎重に選ぶ。
自分の中の良いRPGか判断する尺度として、消費アイテムを駆使するかどうかというのがある。わりとアイテムの扱いを雑にしているのが多いからね。
ちょっと古い話になるけど、PS2で出てた「シャドウ・ハーツ」というゲームは、アイテムも駆使してやっと勝てる戦闘のバランスで本当に素晴らしかった。日本RPGの歴史にちゃんと残していかないといけない作品だと思う。(三作目のニューワールドは除外)
あれの続編、絶対出ないんだろうなー。アルゼっていうパチンコメーカーが一時SNKを吸収したいたときに出した作品だったし。開発ってアイレムが絡んでなかったっけ?ウロ憶えなので、間違っていたら指摘してください。

やべーよ、この中ボスとても勝てる気がしないっすよ!ってなったとき、絶妙なタイミングでサブダンジョンが開放されたりしてね。
これは単に、しょうがないからサブクエストをちょっとやっていたら出てきたんだけど。
でも、こういう細かい気配りが実は出来ているところがまた良いと思うんですよ。
これ、やりすぎるとディスガイア現象が起こって、逆にやる気なくなったりもするんですが。

カルドセプトもUPPERSもとりあえず置いて、今のところ優先プレイ順位の首位に立ってしまった本作。しばらくは楽しめそうです。
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癌検診の結果は

魁!マンガディメンション」が、とりあえず好評頂いているようでホっとしていると共に、色々頑張ってよかったなと思っているところ。
リツイートをたくさん頂いてホント感謝しています。マジで一人一人にナボナの詰め合わせ持ってお礼に伺いたいですよ。
その中でも原曲作曲の長沼さんからリツイートしてもらったのは凄く嬉しかった!
長沼さんと言えば、かつてセガでソニックやセガラリー2、デイトナUSAなんかの正に自分が散々親しんできていた音楽を作っていた方。
そんな人に聴いてもらえたのも嬉しいし、なによりサンプリングミュージックをやっていて、原曲の人に気にってもらえたのなんて初めてだから感慨もひとしおですよ。

業界的にも前例のない試みをしているビデオゲームライマーズ。
iNSIDEさんの協力あってやっているけど、権利とったりメーカーの承諾得るのに時間かかるんでね。
次の曲もとっくに決まっているんだけど、中々進んでない状況。出来るだけスパンを短くしてリリースしていきたい。コーナーがもっと有名になれば、良い返事もらえるのも早いんだろうけど。。そこは長い目で見てもらうしかないなー


それはそうと、古くから友達のバンドのメンバー2人が去年同時に癌になったという衝撃の事実を知ってしまった事から、自分も癌検診を受けに行ってきました。
うちは、母親が病弱な体質ではあるものの自分は幸い大病をほとんどしない人生だった。
あまりにも医者にかかる機会がなさすぎて、いまだに自分の血液型がわからないほど。まあ、周りの友人からは「AかABだろ」って良く言われるので、とりあえず「Aです」って普段は言ってる。
そんな自分でも気がつかないうちに病魔に侵されているやも知れぬ。やはりここは調べてもらわなくては。
噂に聴くバリウムってのを初めて飲んだ。まずいまずいと言われすぎているせいか、全然おいしくて意外だった。それよりも、炭酸を飲まされてゲップ厳禁にされる状態の方がキツいよ。失敗して3回も炭酸飲まされた。

そして、約一ヶ月後、結果が届く。
肺癌、胃癌、大腸癌、
全く問題なし。
まあ、問題あったらこんなところに書かないよね。読む人重い気持ちにしてどうするw
タバコ吸わないし、酒も家ではあんまり飲まないのでさほど心当たりがあったわけじゃなかった。
でも、これからは毎年検診に行くかな。とっくに独り身ではないわけだし。まだまだヤバい音楽を作れる気がしているし、ゲームの未来ももっと見てみたい。
若いころは、「いつ死んでもいいや」って思ってたが、人間って変わるんだよ。現在(いま)、楽をしたり逃げたりする選択をした人間はその時点で未来へのツケに変わっていくんだという事は、自分と同年代の人だったり、もっとずっと年上の人でもたくさんキツい実例を見た事で身に沁みた。今、20代の若い人で明らかに未来へのツケを溜め込んでいる人と会うと老婆心というやつが拭えない歳に自分もなってきたのも最近感じるよ。かつて自分の親が口うるさく言っていた事って結構当たってたんだなと思う。今更ながら。
さて、なんの話してたんだっけ?
あ、癌には気をつけましょうw


最近のゲーム事情。
カルドセプトの新作が、全然楽しめないという超意外な結果。
もうさ、物語始まって主人公の記憶がなくて、チュートリアルで女の人が出てきて「かつてのあなたを取り戻してください」って形骸化されすぎた設定やめにしませんか?もう、ホント恥ずかしいよ、プレイしてて。
システムも戦略性が変わった部分はあれど、既視感の強さばかりが気になっちゃってダメだった。手堅く作られたものなんだろうけどね。先日、それらの事を友人に話したら、「それって近年の任天堂そのものじゃないですか!」って言われてハっとした。なるほど。世知辛くてもクリエイティビティは無くさないでほしいな。クリエイティビティの高いものに触れたとき、人は本当にポジティヴな気持ちになれるんですよ。ゲームに限らずね。だからゲーム業界も頑張りましょう。
とりあえず、明日発売の「UPPERS」、マジで期待してます。

ちなみに今一番楽しんでいるのは、PS VITAの「ダンジョン・トラベラーズ2」。
ゲーム部分が見事なバランスで作られていると感心していたら、開発はSTINGだった。
これらのレビュー記事などはまたいずれ。
あー、あと「HALO5」のDLC、ファイアファイトが過去作から大幅にパワーアップしてメチャメチャおもしろい!非の打ち所がないゲームになったな、「HALO5」。プレイしなかったら損ですよ。
ライヴ・スケジュール

6/1(木) 新宿 MOTION
6/10(土)鶯谷 What's Up
プロフィール

DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
↓のメールフォームよりメッセージをください。

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