映画「レスラー」

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録画してあった映画「レスラー」を鑑賞。
投稿の順番が前後してしまうが、「ブラックスワン」の少し前に観ていた。
こちらは、映像からはアロノフスキーとは思えないほど超正統派な撮り方。派手だった「ブラックスワン」とは対極的。

かつて80年代に活躍した老練なレスラーの、プロレスしか自分の居場所ない痛々しい生き方を描いている。
主演は、これまた80年代に大活躍した俳優ミッキー・ローク。
エンゼルハート」とか個人的に思い入れの深い作品にも多く出演していたが久々に見たら、ミッキー・ロークってこんな顔だったっけ?って位変貌しているように思えた。
でも、いい老け方というか、以前の二枚目俳優的なものとは全然違う、いい枯れた味の出方をしていて、今後第二のブレイクも期待してしまう。
しかも、この映画のコンセプト自体がミッキー・ロークの人生とダブらせて見られるため、より一層思い入れを持ってみてしまった。

ラストシーン、エンドロール直前で見せるラム(ミッキー・ローク)の表情がセリフなしでもグっとくる。
全体的には、期待通り救いのない内容ではあるが、このときの表情が終わりへの覚悟でもあるのになぜか清々しさを感じた。
そして、エンドロールで流れるブルース・スプリングスティーン書下ろしの曲。
これの歌詞が非常に素晴らしい!!
正に主人公ラムの事を歌った歌詞。大してやりたくもないスーパーの食品売り場の仕事もまともに出来ず、散々ほったらかした唯一の家族である娘を、思い出したように会いに行っても愛想尽かされ、サイン会をしても閑古鳥が鳴くような、ボロボロの生き方をしているラムをこんなにもかっこよく、美しく綴った詞は深い感動を呼ぶ。
はたから見れば醜い生き方をしている主人公をラストソングで一気に気高い存在にしてしまうというマジック。この手法は最近観たものだと「ボーイズオンザラン」もそうだった。自分は本当にこれに弱い。意外と地味な映画でこれをやられた方がより心に残る。
この映画も生涯、見続けていきたい作品のひとつになりました。
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DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
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