「Within & Without」/WASHED OUT

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Within & Without」/WASHED OUT

2011年作品。
今年は積極的にアンテナを張って新譜CDをたくさん買っているので、ここらで流行のチル・ウェイヴでもいってみるか!って事でこちら。
他にもいくつか、巷で話題のチル・ウェイヴと呼ばれるアーティストをちょこっとずつ聴いてみたかぎり、これが自分的に一番感触が良かったんだよね。

他のアーティストをちゃんと聴いていないので一概には言えないけど、たぶん他よりもだいぶメルティな音作り。
歌がバックトラックに溶け込んでいるし、多層的な構造でもそれらが一体となって緩やかな高揚感へと繋がるようになっている。
この手法自体は、MY BLOODY VALENTINEあたりから始まるサイケの表現方法のひとつだと思っている。インディーズシーンでは脈々と続く伝統的なものなので、取り立てて新しいジャンル名をあしらえる事もないと思うが、やはり今の時代らしく垢抜け方が良い。

古い音楽の要素を入れるのでも最近は若いアーティストが80年代の要素を絶妙に取り入れているように思う。10年前にDAFT PUNKがあからさまにやっていたようなものではなく、ごくごく自然に80's風のメロディを美しいものと解釈して織り交ぜるところが非常に惹かれます。
音楽シーンは、ひとつ前の過去の否定で新しいものを生み続けているけど、何度か隔世したときにいい影響の受け方をしたものが出てくるね。FOSTER THE PEOPLEも80'sっぽいところがあると自分は思ったし。
このWASHED OUTも歌メロが、ときにTEARS FOR FEARSのようだったり、シンセの単音弾きがTHOMAS DOLBYのようだったりする。メルティと言っても単なる雰囲気ものではない、とてもしっかりした音楽性を持っている。

リズムも、このてのものは安直な4つ打ちになりがちなところ、ブレイクビーツ的だったりと気のきかせ方にもぬかりがない。

正直、ちょっと試聴したかぎりではここまで良いとは思っていなかった、というかこれはアルバム全体を聴かないと中々評価されないかもしれない。前述したようにありがちな雰囲気もののように捉われがちなんじゃないかな。
値段が安かったので買ってみたっていう程度のものだったのに、かなりな当たりだったように思う。聴けば聴くほど細かい部分に気づいて評価が上がっていきます。


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DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

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