「坂道のアポロン」全12話

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坂道のアポロン」全12話を鑑賞

ジャズに夢中な高校生が描く青春劇、というだけで観る前から興味深かった。
タワレコで買い物してたら「女子ジャズ」とかいう小冊子が付いてきて、これとタイアップしていたりと、しっかりと力を入れているのもわかったり。(ちなみに、女子ジャズで一番最初に載っていたのはDCPRGだった・・あれって女子ジャズなの?w)

ほとんど予備知識なく観始めたら、舞台が60年代なのね。
すっかり、今の時代にジャズを志すアウトサイダー的な若者が主人公なのかと思っていたので、ちょっと拍子抜け。
ジャズが若者の音楽だった末期の頃かな。ビートルズとかグループサウンズのロック勢がそれにとって変わる存在になっていった時期。

ジャズが!って言っても、物語の主軸は少年少女の他愛のない恋愛。
「他愛のない」って、ちょっと尖った言い方してしまったけれども、これが正直端にも棒にも引っかからないような無味無臭なものでね。取り立てて胸が締め付けられるような感覚とかはなかった。
終盤クライマックスのときでも、凡庸な展開であまり盛り上がれず。
なんでも濃い口の物語が良いとは決して言うつもりはないが、どうにもこれは味気ない。
ジャズともあまり関係ないような・・・。なんか言い方悪いけど、設定に酔っているだけのようにも思えた。

ただひとつ良かった事が。
ジャズドラマーを目指す千太郎が憧れるジャズメンの淳一に自分の好きな女の子をとられてしまう。千太郎は淳一を慕っているから、なんともやり切れない気持ちに。
が、淳一はこの時代らしい堕落したタイプの男だった。まあ、作品上ハッキリとは描けないんだろうけど、マリファナ漬けみたいな感じだろうな。まあ、この時代らしいですよホント。60年代のジャズメンなんて、まともな奴居るわけないじゃないですかw
この、好きな人を年上のダメなミュージシャンに取られるというエピソードが自分的に凄く気に入った。これはね、リアルですよ。好きな人がその男と居る事で、どんどんダメな感じになっていくところとかね。しかもその女の子は元々優等生タイプで、そんな自分が嫌で悪い男の元へ自ら行ってしまうところも。音楽とかやっているとこういう切ない思いを少年時代にする事はかなり多いですよ。

まあ、全体的には前述したような感じなので、個人的にはもうちょっとジャズの濃い部分とか描かれていると良かったな。
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DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

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