「モテキ」全12話

先週、ふとhuluに登録してみた。
以前からPS3や360のメニュー画面に出ていて、「これは何?」って思っていたが、実は相当画期的なサービスなのね。
月額980円でこれだけ豊富なコンテンツを見放題な事に衝撃受けました。これぞ価格破壊。
画質も結構よく、ダウンロード速度も物凄く速い。1つのアカウントでipadなどの機器を無制限に紐付け出来、しかも別の機器で観た動画全てにリジューム機能がついているのも快適。凄いサービスが出来たものだと思った。
これじゃレンタル屋さんに全然行かなくなってしまいそうだ。
以前観逃していた作品も多いが、こういうときこそDVDを借りに行くほどでもないけどちょっと興味あった作品に触れるのも良いかと。

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そんな訳で、「モテキ」全12話をhuluにて視聴。

2年前の放送時はちょっと観て、「なんだ?このサブカルホイホイは」と激しい嫌悪感を持ってしまったのだが、気がついたら巷では随分と話題になっていた。
じゃあ、ちょっと一話目だけ観てみるかなと思ったら、続きが気になりまんまと一気に最後まで観てしまった。

男子の恋愛におけるあるある的な要素とか、ふんだんに盛り込まれていて、それをコミカルに、ときに切なくそして痛々しく描く。
自分的にはこれを期待して、ついつい先まで観てしまったようなもの。あと、キャストもロクに知らずに観たら野波真帆が出ていたんでね。この子、凄い可愛いと10年位前から思っていたのにいまいちブレイクしないなぁ。
それはともかく、この男子恋愛あるある。ちょっと内向的な男の子時代を過ごしていた経験を持つ人だったら一瞬で自分の体験がフラッシュバックしてしまうような部分あり。自分と趣味が合う子と出会うと、フラれても諦め切れなくて「こんなに音楽の趣味が合う子、もう出会わないよ~」とかなって、ドツボにはまる感じとかね。
微笑ましい、と本来は感じたいところなのだが。。。

この主人公の幸世が、なんと言うかまあ、かなり酷い性格の持ち主で、物語前半だとちょっと受身なタイプの男子なのかな?って思っていたのが、ただ単に女性に対する尊敬の念を欠いたスカスカな人間である事が後半になるとわかってしまう。
最初のうちは、「その気持ちわからないでもない」って思って割りと好意的な姿勢で観ていたのが、段々と幸世へのムカつきが原動力になり、「ムカつくものを吸収して、その負のパワーを自分の中で変換してアクティヴな精神へと変える快感」へと変貌していった。この「ムカつくものを吸収して~」って感覚わかるかな?
昔、ライムスターの宇多丸さんがMCシロー名義だったとき、リリック書くときはオールナイトニッポン聴いて一度ムカついてから書くって言っていたのと同様。こういうムカムカするものを観ると、逆にパワーが沸くっていう思考ね。

そんな、女性に対して礼儀ナッシングな幸世君。
普段は音楽(90年代渋谷系)と漫画が大好き。この設定もね~。共感を呼ぶ人多いのかもしれないけど、俺はダメだったな。浅い設定で、実はこれこそ自分的にダメだった部分と言えるかも。恋愛の描き方は上記のようでも、楽しめているし、終わってみればこれにムカつくのも実は正しい楽しみ方なんだろうと思えなくもない。
でも、この音楽好きっていう設定は酷い。これだけ、今までモテない人生を送ってきた男で、サブカルが心のよりどころになっていたはずなのに、表層的な部分ばかりで、そういう人間が必ず抱いてしまう業のようなものがまったく描かれていない。
例えば、第一話目で野外フェスに好きな子と行って、そこでフラれた気持ちになってショックを受けて一人そそくさと帰ってしまうとき、そのまま普通に帰るんだよね。
ここはさ、本当に音楽を心の拠り所にしている男の子だったら、別のステージに行って好きなアーティスト観て泣くとかさ。そんな状況でも音楽を切り離せない業を描く位の事をしても良いと思う。その方が可愛げがあると思うしね。
ちょっとフラれたからって、すぐに大好きなフェスから帰るって、それじゃ普通に下世話な人間じゃんか。「僕は下世話な人間じゃないですよ~」ってのをモチベーションにしているんじゃないの?こういう人達は。
そういう事もあって、この主人公のサブカル好きという設定がいちいち鼻について仕方なかった。
あれ?でもこのムカつきもなんか自分の原動力になってる?w

まあ、色々言いいたくなってしまうというのはみんなそうなんじゃないかな。この作品について語り合いたくなってしまう力を持っているのは間違いないでしょう。
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No title

漫画原作物は大抵つまらない、と自分も一切みないタチなのですが・・(例外アリ。JINとか)ましてや恋愛物とか苦手にも程がありまするwでもDTさんの柔軟な姿勢は見習わないとなー(´・ω・`)

No title

僕も普段は日本のドラマはあんまり観ない方なんですけどね。
huluのコンテンツにあったから、とりあえずなんとなく観始めた感じでした。

柔軟というか、天邪鬼なのかもしれんですがw
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DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
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