【其の三】「グランドセフトオートⅤ」/XBOX360

年末に書いた2013年総括での音楽ベストアルバムで書き忘れていたアーティストがあったのを思い出した。
KENDRICK LAMARの「Good Kid M.a.a.D City」
アメリカのメインストリームヒップホップが巡りに巡ってついに自分の好みにバッチリ会うサウンドになってきたのを象徴する作品でした。ヒップホップシーンは日本も含めどこもみんなおもしろくなってきている。ゼロ年代の悪夢はもうとっく払拭されているのかもしれない。昔のものを聴いて浸ってばかりではもったいない。最新の音はこんなにも刺激的になってきている。


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グランドセフトオートⅤ」/XBOX360

(プレイ時間:57時間 ストーリーミッション・クリア)

サブミッションも片っ端からやっていたからこんな時間かかってしまった。
それでも、不動産を全部買ったわけではないから発生していないサブミッションもまだまだあるんだろうな。
クリアしたら、莫大なお金もらえたのでこれで買ってクリア後は不動産業務でもゆっくり楽しんでくれって事なのかな。

ストーリーは結構おもしろかったですね。
最後までやったGTAはこれが初めてですが、シリーズをずっとプレイしてきた人からしても今回の物語はわかりやすくてよかったそうです。
キャラも愛着が湧きやすくてよかった!みんな大好きサイコ野郎トレバー、ダメなおっさん感満載のマイケル、意外といいやつフランクリンと彼らの一言一挙動がいちいち魅力的で、一見すると敷居も高く総プレイ時間も長い本作を最後まで楽しめたのは彼らのおかげと言ってよい。

周りのキャラもイカれた人間が多くておもしろいんだけど、最終的にはみんなぶっ殺されるんだよね。自ら手をくだすものも多く、ちょっと寂しいときもあったかな。
トレバーが慕っている人妻パトリシア・マドラッゾが死ななかったのは良かった。サイコ野郎のトレバーでも、彼女から電話がかかってくると「パトリシア・マドラッゾさん!」といちいちフルネームで言うのが毎回おかしかった。こんなカワイイ一面を持っていたり、意外と情に熱いところがあるからトレバーは人気あるんだろうな。マイケルにはこれがないね。

GTAというと現代に通ずるスタイルのオープンワールドアクションの元祖という認識が強いと思うが、実は数々ある今発売されている他の同ジャンルタイトルとは確実に一線を画すものなんだというのがわかった。
単純に開発に膨大なお金と人材をかけているからマップやディテールが細かいとかって問題を差っ引いても。センスや力の掛け方の違いだけではなく、楽しませ方自体が他のゲームと違うんですよ。例えば数年前にやった「iNFAMOUS」とか今やっている「ライオットアクト」とかはオープンワールドでありながら根本としているのは昔ながらのアクションゲームって感じで、比較的そういうものの方が多いように思う。もちろんそれはそれで自分は好きで、むしろGTAの提示するプレイヤーへの楽しませ方のヒネクレ感よりも素直に受け入れられた。
今作の「Ⅴ」ではその元々GTAが提示したかった楽しませ方がより顕著に出たようで、最初は正直ちょっと困惑しました。
GTAはおそらく、前述したような伝統的なアクションゲームに終始しない、能動的な楽しさのレイヤリングを常に進行させる事を重要にしているのではないか。例えば移動中の会話だったり、音楽だったり、ちょっとしたNPCのリアクションだったり、ほんのわずかそれでいてマニアックなセンスをたくさん散りばめてそれを一度に進行させる。わからない人にはわからないままだが、感じる人間にだけ感じてほしいと。
先にも書いたオープンワールドアクションの元祖にして、万人に受け入れられるセンスにしない度合いは同ジャンルでも飛び抜けているのが驚きだ。そしてそのソフトが世界中で爆発的にヒットしている事も驚きだ。
これだけ人を選ぶはずのゲームが、プレイしていると不思議とキャッチーな感触のものに思えてくるあたりが、実はロックスター社のもっともゲーム作りにおける巧みな部分なのではないか。
元祖にして、王道にして、そして異端。
ヒップホップに例えるならRUN DMCのような。
考えるほどに奥深く偉大な作品に思えてきます。

とりあえず一旦はこのゲームは小休止。宇宙船のパーツ集めとか収集ものを全然やっていないけど。これはまたあとで。
おそらく今回もDLCで別の物語が出てくるに違いなのでそのタイミングでもいいかなと。

あと、オンラインがなぜか全然ノらなくてねー
今のところあまりおもしろいと思えないんですよ。周りでやっている人が全然居ないからかな?
最初はこれがやりたくて買ったはずなんですけどね。誰かこれのおもしろさ教えてください。
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DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
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