シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール

618oHDGOp8L_SL500_AA300_.jpg

シアトリズム ファイナルファンタジー カーテンコール」/NINTENDO 3DS

(プレイ時間:12時間6分)

シリーズ2作目。自分は初プレイ。
簡単に言うと、歴代のFFの音楽を使った音ゲー。キャラも歴代のFFキャラから自分で選んでパーティーを組む。

家族が欲しいと言っていたので買ってみた。せっかくだから自分もやってみようかと。
FFで好きな曲というと真っ先に思い出すとのは「FF3」のクリスタルタワーの音楽。それ以外は・・よく憶えてないな。

収録曲は200曲以上と、かなりのボリュームで「FFタクティクス」などの外伝も網羅している。
ほとんど忘れていると思ったら意外と憶えていた。特にFC~SFC期のやつは大体自分が10代のときに出ているから知らず知らずに刷り込まれているらしい。
いや、結構いい曲が多いんだなと感心してしまいましたよ。そもそも音ゲーにする事を前提として曲が作られていないものをゲーム化しているので、通常ではないおもしろいプレイ感覚になっているところがある。
90年代に音ゲーが初めて出ていたときから、基本的にはダンスミュージックを基板として組み立てられているものが多い。ロックバンドの音でプレイするものもあるが、それでもダンサブルなもの、つまり四拍子リズムだ。
ところが、FFの曲はクラシック的なセンスを初期から導入していたため、変拍子が多い。今聴いてみるとプログレッシヴロックからの影響まるだしのものもあった。80年代のゲームミュージックは、キース・エマーソンあたりのセンスから影響受けたゲームミュージック職人が結構いたからそれもうなずけるんだけど。
さらにテンポチェンジも入る。段々遅くなったりとか。こういった要素は他の音ゲーと比べて新鮮だったな。

本作は、ストイックな覚えゲーになりがちな従来の音ゲーとは違い、キャラを育てる事でミスしやすい難易度の高いステージでもカスタマイズしたアビリティやキャラのステータス次第でクリア出来るようになる。音ゲーをRPG感覚でプレイするというものだ。
ついダラダラとプレイし続けてしまう楽しさはある。

と、好きか嫌いかで言ったら好きという事になってしまうんだろうが、気になる点もだいぶある。
次々にアンロックされるキャラを選んで4人のパーティーを組む、そして毎戦ほいほいとレベルアップしてくれるキャラを毎回のようにアビリティカスタマイズするのだが、これがハッキリ言ってわずらわしい。テンポが悪くなるという事だけでなく、実はこのアビリティの効果があまり目に見えないものだったりするのですよ。
ダメージ受けたら自動回復系のものはさすがにわかるが、攻撃力や防御力を高めたりする類のものは全然わかりません。
それというのもこのゲームは、音に合わせてキー入力が成功するとキャラが攻撃モーションをするのだが、これがモンスターに当たってもダメージ値が表示されないんですよ。攻撃力が高くなっていだったらこれは出してほしいでしょう。そのせいでせっかくのRPG的要素も爽快感にはなっていない。
つまり、実感しづらい謎のパラメーターの元になんとなくクリア出来たり出来なかったりする。これがこのゲーム最大の欠点です。

要素が多いけど、なんだか謎の仕様にもなっている。これはPS1の頃から続く一部のスクエア製のゲームの特徴。システムがわかりやすいんだかわかりにくんだか。要はそのゲームなりのセオリーを把握しにくいんですよ。
これは自分が良さをわかっていないんじゃなくて、仮にわかったとしてもそれは大して奥が深くないものだろうという確かな予想も出来てしまうものだったりする。これって結構冷めます。
久々にやったスクエニ製ゲームでやはり自分に合わない大きななにかを感じてしまった。

話ずれるけど、「洋ゲーはとっつきづらい」っていまだに言う人ってこういうゲームは取っ付きがいいのかな?俺にはこっちの方が全然取っ付きが悪く感じるよ。それは趣味嗜好という問題じゃなくて、システム周りだとか、プレイヤーに「楽しい!」と思わせるまでの過程とか。凄く鈍重なものは国産ゲームの方が多くなってしまっている印象がある。というか、スクエニ製がそうなだけなのか。う~ん。

総じて、発展途上の仕様のゲームという印象でした。
前述した部分だけでも改善された続編が出たらまたプレイしてみたいとは思いますね。楽しい部分も確実に持っているとは思うので。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

>「洋ゲーはとっつきづらい」っていまだに言う人ってこういうゲームは取っ付きがいいのかな?俺にはこっちの方が全然取っ付きが悪く感じるよ。それは趣味嗜好という問題じゃなくて、システム周りだとか、プレイヤーに「楽しい!」と思わせるまでの過程とか。凄く鈍重なものは国産ゲームの方が多くなってしまっている印象がある。

これ、凄く分かりますw
海外のゲームはシステム自体はそこまで複雑ではないので操作を覚えたら基本何とかなるんですが、
日本のゲーム、特にスクエニの場合はシステムが複雑で、
覚える事が多過ぎて面倒なんですよね。
僕はこれらのゲームを、感覚で覚えるゲームと頭で覚えるゲームで区別しています。

No title

おおー!kentさん、ありがとうございますm(__)m

洋ゲーは洋ゲーで一律化された操作法とかに甘んじているところはあると思うから、そういう事で言うとスクエニのやっている事は、よりクリエイティヴと言いたいところなんですが・・。
頑張ってハードルを超えてみたら意外と大した事なかったってのも多くて^^;
ゲームの種類も色々あって然るべきだと思うので、こういったゲームの発展も見守っていきたいですけどね。


感覚で覚えるゲームと頭で覚えるゲームで区別するってのはいいですね!
僕も今度ファーストインプレッションで早めに頭を切り替えていこうかな。
Live Schedule
10/11(金)阿佐ヶ谷 Yellow Vision
11/11(土)鶯谷 What's Up
12/27(水)代官山 UNIT
12/30(土)立川 A.A.Company
Profile

DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
↓のメールフォームよりメッセージをください。

plugin by F.B

最新コメント
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
COUNTER
リンク(音楽関係)
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Twitter
 
ビデオゲーム・ライマーズ
Video 006
「ダブルドラゴン・クルーのうた」
DTchainsaw feat. DARTHREIDER
Sound 002
「Malformed Funk」
Synthezoey
発売中
a0173182875_10006.jpg Masiaのアルバム「Old Paint Box」に1曲ラップで参加。 Bandcampにて発売中
Video 005
「タイタンとの戦い(For Titanfall)」
/DTchainsaw
Sound 001
ダースレイダーのミックステープに参加
キン肉マンについてラップしてます
13:25秒あたりから
Video 04
In York We Trust
/VARRISPEEDS
Video 03
Bye Records(DTchainsaw Remix)/VARRISPEEDS
Video 02
「ベトナムでもキルでいこう!!」
/Psy-VOGUE
Video 01
「キルでいこう!! For BFBC2」
/Psy-VOGUE
facebook
再生履歴
週間ベストアーティスト
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム