「ウォーキング・デッド 第1巻」/ロバート・カークマン(著)/ 風間賢二 (翻訳)

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ウォーキング・デッド 第1巻」/ロバート・カークマン(著)/ 風間賢二 (翻訳)

ドラマ版はシーズン2まで鑑賞。近代的な全力疾走型ゾンビではなく、ロメロ直径のドゥーミーな動きと極限状態での人間ドラマ(ここ重要)が非常に魅力的で練りこまれた物語も素晴らしかった。
その原作コミックがこちら。基本的な設定とキャラは一緒だが、キャラの描き方や死ぬ順番などが大きく違ったりする。
主人公リックを始め、全体的にドラマ版よりもキャラが全員精神的に弱い。なので、みんな心や身体での結びつきを強く願っている。そしてそんなギリギリの中では全員が刺々しい思考にもなってくる。
ドラマ版のローリの変貌は特に凄く、感情的なビッチキャラに。殺されたシェーンの死体にツバを吐きかける。
息子のカールはクソ生意気。同年代の女の子ソフィアが近寄ってきても、「キモいんだよ、バーカ」と一蹴。
もう、まともなキャラはグレン位かなってほど。でも、この方が文明が破壊されて頭がおかしくなっている感じは出ているとも言える。
描写がエグいとか、色々とコミックならではの特徴はあるが、元々は歪んだ人間関係を描くというのが主軸となっている物語なだけに、もっともコアな部分がドラマ版以上に強調されていると言ってよい。

この第一巻では、リックが病院で目覚め、農場でハーシェル一家と会い、刑務所に行った途中で終わる。
刑務所はドラマではシーズン3からだから、現在5巻まで出ているコミックだとかなり先の方まで読める事になる。

こうして書いていると、ドラマ版よりこのコミックの方が良いのかという感じだが、やはりあのドラマ版は見せ方が物凄く巧いので一概には言えない。言ってもこのコミック版の本作もアメコミの一種なので、日本の漫画と比べると見せ方はあまり上手くないんですよ。このてのコミックに触れ慣れていないとちょっと入りづらいかも。それでもアメコミの中ではかなりキャッチーな方だけど。

途中でアーティストが変わって、絵柄が急変するのはいただけない。
ただでさえ、登場人物が多くて一読目は把握するのが大変なのに余計混乱する。しかも、序盤の画の方が良いし。

という事で、ヒーローものばかりではなくてこんなのもたまには良いなと。
古本で安かったら是非続きも買っていきたい。
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DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

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