「バットマン:ハッシュ 完全版」/ジェフ・ローブ(著)/ジム・リー(画)/中沢俊介(訳)

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バットマン:ハッシュ 完全版」/ジェフ・ローブ(著)/ジム・リー(画)/中沢俊介(訳)

「ジャスティス・リーグ 誕生」でジム・リーの画に惚れ、「バットマン・ロングハロウィーン」のシリーズでジェフ・ローブの物語に唸らされた身としては、この二人のタッグで書かれたバットマンの作品は否が応でもにも期待が高まってしまう。
ただ、非常に残念な事に本作に出てくる黒幕、ハッシュの正体が誰なのか「DC大辞典」でうっかり見てしまったという大ハンデがあった。
でも、読み終えてみるとそこはあまりハンデではなかったかなと。実際この黒幕に行き着くまでの過程で登場する歴代のヴィラン達との絡みこそが本作最大の見どころであり、ミステリー部分は正直オマケ。あまりにもオマケすぎると感じてしまうのはハッシュがバットマンを付け狙う動機が唐突すぎるから。とってつけたような展開は、「は?」という印象しかなかった。ジェフ・ローブならもうちょっとなんとかしてもらいたかったところ。

物語の途中で出会うバットマン周辺の人物やヴィランは大変豪華で、無理やり凝縮して連発で詰め込んだ感じもあり。
これって、まとまったコミックで読んでいるから感じないが、リーフで毎号読んでいたら新しいヴィランが出てきて次回への引きで終わって、次号が出たらヴィランが「俺じゃないっす」って言っちゃう展開。この連続性って、フニャコフニャ夫先生の「ライオン仮面」のパターンでしょW ジェフ・ローブ、ノイローゼ気味だったのかな?編集者に追われて土管に隠れてたかな?w

まとまって読んだら読んだで若干の胸焼け状態にもなる。
まあ、今まで自分の読んでいたバットマン作品には出てこなかったハントレスとかオラクルとかラーズ・アル・グールとか出てくるから新鮮味もあったけど。

初心者向きのように見えて、実はそうでもない。なんとも中途半端な位置にもなっている本作。フニャコ感を味わいと感じられる人にオススメします。俺は存分に味わいました。
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Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

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