Mike Doughty @ Club GOODMAN

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Soul CoughingのG,Vo、Mike Doughtyの来日公演に行って参りました。
場所はあのグッドマン!ということで、うちらにとって馴染みの深い場所で彼の声を聴く事が出来るのはとても感慨深いです。
Soul Coughingは当然、1stの頃から大好きなアーティスト。
NY発らしい、アメリカの地下シーンを強く感じさせる音は、当時も今も刺激的です。
そんな彼がソロでグッドマンに来るという事を知ったのは一ヶ月ほど前。
my spaceで現在の音を聴けるというので、楽しみに聴いてみた。が、Soul Coughingのときのような前衛的な音ではなくなり、もっとトラディショナルな感じというか、まっとうな歌ものになっていてちょっと拍子抜けしてしまった。
正直なところ、Mike DoughtyといえばSoul Coughingを期待してしまうわけで、なんだかクリエイティヴさが無くなって保守的な感じになったのかな。なんて、ちょっと冷めた気持ちにすらなってしまった。
でも、グッドマンというあの規模のハコで見られるという事(そして自宅から近いという事)で、ちょっと行ってみるかなぐらいな気持ちで足を運んだのでした。

前座のバンドはどれもおもしろく、まだまだ観たことなくて凄い人はいっぱい居るなぁと感心しました。
特にmooolsというバンドは、以前自分がやっていたバンドに凄く音の感触が似ていて驚いた。未だにあのバンドに近い音って聴いた事なかったのに。ギターとベースのセンスはそっくりだね。ライヴが始まって音が出た瞬間、matador records!って思った(笑)
聞けば、10年以上やっているバンドだとか。たぶん自分達と世代が一緒くらいなんじゃないかな。いいバンドだと思います。
初めて観たuhnellysもかっこよかった。アイデアが豊富な音楽って好きです。
ラップミュージックは、ラップのスキル以上に見せ方、構成力が重要だと再認識しました。いつか自分達と一緒に出来る日が来たらおもしろいなぁ。

そして本日のメイン。Mike Doughtyが登場。
昔のイメージだと結構華奢な体付きだと思っていたが、だいぶふっくらした様子。
編成はマイクのアコギと、もうひとりウッドベース(チェロ)の2人組み。
一曲目。声が出た瞬間、本気で鳥肌が立った。
my spaceで聴いたものとは全然違う、あのSoul Coughingで聴いたそれに熟成された深みと重みが付いたもの。この人はこんなにも良い声だったのか。
曲は歪んだカントリー色の強いものにマイク独特のポップセンス加わったもので、そういう音も大好物な自分は終始胸躍ってました。すごく良い曲ばかり。
Soul Coughingって、マイクの声も強い特徴だけど、うしろの演奏もかなり個性的でそれらが渾然となってバンドの個性になっていると今までは思っていました。
でも違う。もうこのマイクが歌えばSoul Coughingになってしまうんだな。そして現在はそれ以上の深みを持った音になっているのだなと。これはmayo thompsonが歌えば、後ろを演奏している人間が誰だろうと、どんなアレンジでやろうと彼の世界に染まってしまう感じに近い。
Soul Coughingも、もちろん素晴らしい音楽をやっていたけれども、あれは言ってみれば、はちきれんばかりの好奇心を持った青年達が作り上げた、その衝動性の美しさを感じ取るもの。
でも、今のマイクは、アメリカという土地の地下でなければ熟成されないような繊細でいて大らかな感覚を体現している。
極端な例でいくと、DNAArto Lindseyのソロ作の違いのような。

音楽的にも、Red Krayola、David Grubbs、Wilcoのjeff Tweedyあたりの音が好きな人だったらツボでしょう。もっと日本でも注目されてもいいのに。

これは本当に観に行って良かった。
ちなみにこの日を皮切りに全国を廻るらしいですね。名古屋も行きますよ(笑)

そんなでこの日の思い出の一枚
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ミーハー精神丸出しですみません!
マイクが右手に持っているのはPsy-VOGUEの出来たばかりのアルバム。
最初に渡したのがマイクというのがまた感慨深い。
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No title

Soul Coghingって、結成前から、それと多分、活動中も、元々それぞれ活動してた人達の集まりだから、この人自身、ああいう音楽性だけではないんだよね、きっと。

それにしても良いな、最後の写真。(笑)
見たかったな、俺も。

No title

そうだね。
たしかサンプラーの人は現代音楽の作品も出している人だったりしてね。

でも、マイクに然り、レッドクレイオラとかもホント、アメリカという土地でないと培われない感覚なんだなと強く思ったよ。深いね。

最後の写真、いいでしょう(笑)
勢いで、「photograph together!」とかわけわからん英語で迫っていって撮りました。
俺がヒップホップをやっている事とかも関心を示してくれましたよ。

そういや、東京でも来週にもう一回やる予定があったんじゃないかな。渋谷かどっかで。
Live Schedule
10/11(金)阿佐ヶ谷 Yellow Vision
11/11(土)鶯谷 What's Up
12/27(水)代官山 UNIT
12/30(土)立川 A.A.Company
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DTChainsawのプロフィール

Author:DTChainsaw
ヒップホップバンド、VARRISPEEDSのラップ、Voを担当。
ポリリズムヒップホップユニット、Synthezoeyのラップも担当。

2011年まではPsy-VOGUEというユニットに所属。

ゲーム情報サイト、iNSIDEにて「ビデオゲーム・ライマーズ」を連載中

現在、某音大の理論中等科

秋葉原近辺で生まれ育つ。
ゲームと音楽をこよなく愛す。

※ライヴのブッキング、常にお待ちしております。
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